servicesが作成されると、サービスレベルアグリーメント(SLA)でパフォーマンスに問題がないかどうか監視できます。
Services->SLA メニューセクションでは、さまざまなサービスのSLAを構成できます。 ZabbixのSLAは、サービスレベル目標(SLO)、予想される稼働時間スケジュール、および計画されたダウンタイムを定義します。
SLAとサービスはサービスタグによって照合されます。同じSLAを複数のサービスに適用できます。パフォーマンスは、一致するサービスごとに個別に測定されます。 1つのサービスに複数のSLAが割り当てられている場合があります。各SLAのデータは個別に表示されます。
SLAレポートでは、Zabbixは実際のサービスの可用性を測定するサービスレベルインジケーター(SLI)データを提供します。サービスがSLA目標を満たしているかどうかは、SLO(期待される可用性(%))とSLI(実際の可用性(%))を比較することによって決定されます。
新しいSLAを作成するにはCreate SLAボタンをクリックします。
SLAタブでは、一般的なSLAパラメータを設定できます。
パラメータ | 説明 |
---|---|
Name | SLA名を入力します。 |
SLO | サービスレベル目標(SLO)をパーセンテージで入力します。 |
Reporting period | SLAレポートで使用される期間を設定します - daily,weekly,monthly,quarterly,annually |
Time zone | SLAタイムゾーンを選択します。 |
Schedule | SLAスケジュールを選択します-24時間365日またはカスタム。 |
Effective date | SLA計算を開始する日付を選択します。 |
Service tags | サービスタグを追加して、このSLAを適用する必要のあるサービスを識別します。 Name - サービスタグ名。完全一致。大文字と小文字が区別されます。 Operation - タグ値が完全に一致する必要がある場合はEquals(大文字と小文字を区別)、タグ値の一部が一致する必要がある場合はContains(大文字と小文字を区別しない)を選択します。 Value - 選択した操作に従って検索するサービスタグの値。 少なくとも1つのサービスタグが一致する場合、SLAがサービスに適用されます。 |
Description | SLAの説明を追加します。 |
Enabled | チェックボックスをオンにして、SLA計算を有効にします。 |
Excluded downtimesタブでは、SLA計算から除外されるダウンタイムを指定できます。
[Add]をクリックして除外されたダウンタイムを構成し、期間名、開始日、および期間を入力します。
###SLAレポート
SLAと比較したサービスのパフォーマンスはSLAレポートに表示されます。 SLAレポートを表示するには
SLAを構成すると、Servicesセクションのinfoタブにも、サービスのパフォーマンスに関する情報が表示されます。