31 Zabbix 6.0.26 の新機能

テンプレート

新しいテンプレート

Azure by HTTPテンプレートのセットは、Azure Cost Management by HTTP テンプレートで補足されました。

テンプレートの入手方法:

  • 新規インストールの場合、設定テンプレートにあります。
  • 以前のバージョンからアップグレードの場合、ZabbixのGitリポジトリからダウンロードしてくるか、最新のバージョンのZabbixをダウンロードし、zabbix/templatesディレクトリから入手します。そして設定テンプレートから、手動でZabbixにインポートすることができます。

更新されたテンプレート

MSSQL by ODBC テンプレートが更新され、フェールオーバークラスターインスタンス(FCI)や可用性グループ(AG)などのAlwaysOn機能を使用できるようになりました。このテンプレートを使用して、クラスター内のホスト、スタンドアロンのホスト、およびクラスター名によるホストを監視できるようになりました。インスタンス名のマクロは使用されなくなりました。マスターが切り替えられたときに、マクロを変更する必要はありません。

  • QuorumとQuorumメンバーの新しいLLDルールとメトリックが追加されました。
  • LLDルールのタイプが「データベースモニター」から「依存項目」に変更されました。
  • db.odbc.discovery キーを持つアイテムは、db.odbc.get アイテムに依存するアイテムに変更されました
  • 新しいアイテムが追加されました - MSSQL DB '{#DBNAME}': Recovery model。データベースディスカバリでデータベースリカバリモデルを返します。
  • 新しいマクロ、{$MSSQL.BACKUP_FULL.USED}、{$MSSQL.BACKUP_DIFF.USED}、{$MSSQL.BACKUP_LOG.USED} が追加されました - これらは、特定のデータベースのバックアップ期間トリガーを無効にするために使用できます。

Webインターフェイス

PHPのサポート

PHPのサポートバージョンが8.3までになりました。

X-Frame-Options HTTPヘッダー

X-Frame-Options header パラメータは Use X-Frame-Options header に改名され、チェックボックスと入力フィールド(「null」を指定する代わりにチェックボックスのマークを外すことでヘッダーを無効にできる)、追加の値のサポートで構成されています。

他のセキュリティパラメータも同じ構造に従います。 詳細は、管理一般設定にあるセキュリティのパラメーターを参照してください。

データベース

MySQL 8.2 をサポート

MySQLのサポートされているバージョンの最大が8.2.Xになりました。