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4 ローレベルディスカバリにおける注意点

ユーザーマクロコンテキストでのLLDマクロの使用

LLDマクロは、トリガープロトタイプなど、ユーザーマクロコンテキスト内で使用できます。

同じアイテムに対する複数のLLDルール

Zabbixエージェントバージョン3.2以降、同じディスカバリ項目で複数のローレベルディスカバリルールを定義することが可能です。

これにはエイリアスエージェントパラメータを定義する必要があります。これによりさまざまな検出ルールで変更された検出アイテムキーを使用できるようになります。たとえばvfs.fs.discovery[foo], vfs.fs.discovery[bar]などです。

戻り値のデータ制限

ローレベルディスカバリルールのJSONデータがZabbixサーバーによって直接受信される場合、戻り値はデータベースに保存されずに処理されるため、制限はありません。 カスタムのローレベルディスカバリルールにも制限はありませんが、ユーザーパラメーターを使用してカスタムLLDデータを取得する場合は、ユーザーパラメーターの戻り値の制限(512 KB)が適用されます。

データがZabbixプロキシを経由する必要がある場合は、このデータをデータベースに保存する必要があるためデータベース制限が適用されます。