zabbix_agentd

セクション: メンテナンスコマンド (8)
更新日: 2019-01-29
目次 メインコンテンツに戻る


 

名前

zabbix_agentd - Zabbixエージェントデーモン  

概要

zabbix_agentd [-c config-file]
zabbix_agentd [-c config-file] -p
zabbix_agentd [-c config-file] -t item-key
zabbix_agentd [-c config-file] -R runtime-option
zabbix_agentd -h
zabbix_agentd -V  

説明

zabbix_agentdは、様々なサーバーのパラメーターを監視するためのデーモンです。  

オプション

-c, --config config-file
デフォルトの設定ファイルの代わりにconfig-fileで指定されたファイルを使用します。

-f, --foreground
Zabbixエージェントをフォアグラウンドで実行します。

-R, --runtime-control runtime-option
runtime-optionに従って管理機能を実行します。

 

ランタイム制御オプション

userparameter_reload
設定ファイルからユーザーパラメーターを再ロードします。

log_level_increase[=target]
ログレベルを上げます。ターゲットが指定されていない場合、全てのプロセスに影響します。

log_level_decrease[=target]
ログレベルを下げます。ターゲットが指定されていない場合、全てのプロセスに影響します。

 

ログレベル制御対象

process-type
指定されたタイプのすべてのプロセス(アクティブチェック、コレクター、リスナー)。

process-type,N
プロセスの種類と数 (例: listener,3)。

pid
プロセスID。最大65535。値がさらに大きい場合はターゲットを"process-type,N"と指定します。

-p, --print
既知のアイテムを表示して終了します。各アイテムに対して、一般的なデフォルトが使用されるか、テスト用の特定のデフォルトが提供されます。これらのデフォルトは、アイテムキーのパラメーターとして角括弧内にリストされています。戻り値は角括弧で囲まれ、パイプ文字で区切られた戻り値の型が前に付けられます。ユーザーパラメーターの型は常にtとなります。これは、エージェントが可能なすべての戻り値を決定できるわけではないためです。権限または環境が異なる可能性があるため、実行中のエージェントデーモンをクエリする場合、動作していると表示されるアイテムは、Zabbixサーバーまたはzabbix_getから動作することが保証されません。戻り値の型は以下の通りです。

d
小数部分を含む数値。

m
サポートされていません。これは、ログ監視アイテムや複数の収集値を必要とするアイテムなど、アクティブモードでのみ機能するアイテムをクエリしたことが原因である可能性があります。権限の問題や、ユーザーパラメーターが正しくない場合も、サポートされていない状態になる可能性があります。

s
テキスト。長さに制限はありません。

t
テキスト。sと同じです。

u
符号なし整数。

-t, --test item-key
単一のアイテムをテストして終了します。 出力の説明については、--printを参照してください。

-h, --help
このヘルプを出力して終了します。

-V, --version
バージョン情報を出力して終了します。

 

ファイル

/usr/local/etc/zabbix_agentd.conf Zabbixエージェントの設定ファイルのデフォルト格納先 (コンパイル時に変更されていない場合)。

 

参照

ドキュメント https://www.zabbix.com/manuals

zabbix_agent2(8), zabbix_get(1), zabbix_js(1), zabbix_proxy(8), zabbix_sender(1), zabbix_server(8)  

目次

名前

概要

説明

オプション

ファイル

参照

著者


ドキュメント作成日: 2021年11月22日 20:50:13 GMT