15 Zabbix 6.0.10の新機能

フィルター設定の記憶

いくつかの監視データページ(障害ホスト最新データ)で、現在のフィルター設定がユーザープロファイルに記憶されるようになりました。ユーザーがページを再び開いたとき、フィルター設定は維持されます。

また、変更した(保存していない)お気に入りフィルターのマークは、フィルター名の横にイタリック体ではなく、緑色のドットが表示されるようになりました。

TimescaleDB 2.8のサポート

現在、サポートしているTimescaleDBの最大バージョンは2.8です。

PostgreSQL 15 対応

PostgreSQL 15に対応しました。ただし、TimescaleDBはまだPostgreSQL 15をサポートしていません

Zabbixエージェント2をオフラインでビルド可能

Zabbixエージェント2をオフラインでビルドすることができます。ソースのtarball内にsrc/go/vendorディレクトリが含まれるようになりました。golangは依存モジュールを自動的にダウンロードする必要がありません。go mod tidygo getコマンドを使用することで最新のモジュールにアップデートすることができます。

PostgreSQL プラグインがロード可能に

PostgreSQL プラグイン が Zabbix エージェント 2 でロード可能になりました。(以前は組み込み)

参照: PostgreSQL のロード可能なプラグイン リポジトリ

Webインターフェース

その他
  • ヒストリやトレンドのテーブルに圧縮されたチャンクが含まれている場合、TimescaleDBの不適切なhousekeepingの設定に関する警告が表示されるようになりましたが、アイテムのヒストリの保存期間の上書きまたはアイテムのトレンドの保存期間の上書きのオプションが無効になっています。詳しくは、TimescaleDBのセットアップを参照してください。