6 Zabbix 6.0.1 の新機能

Zabbixエージェント2のアイテム

  • アイテム net.dns および net.dns.record のネイティブサポートが追加されました。 これらのアイテムはZabbixエージェント2で使用され、同時チェック処理に対応するようになりました。 Windowsでは、ipパラメータにカスタムDNS IPアドレスが許可され、timeoutcountパラメータは無視されなくなりました。
  • S.M.A.R.T.プラグインでサポートされているsmart.disk.discoverysmart.attribute.discovery アイテム は更新されて {#DISKTYPE} マクロ値を小文字で戻すようになりました。

無効化された systemd ユニットの検知

systemd.unit.discovery アイテムキーを使用して、無効化されたsystemdユニットを検出することができるようになりました。 Zabbixエージェント2が対応しています。 無効化された systemd ユニットのプロトタイプから作成されたアイテムやトリガーを使用する場合は、 {#UNIT.ACTIVESTATE} と {#UNIT.UNITFILESTATE} マクロの禁止するLLDフィルタを調整(または削除)する必要があることに注意してください。

詳しくは systemdサービスのディスカバリ を参照してください。

暗号化された接続でのSNIサポート

ZabbixエージェントとZabbixサーバーまたはプロキシ間の暗号化されたTCP接続がSNIに対応しました。

LDAPシンプルチェックにおけるソースIPアドレスのサポート

LDAP シンプルチェック にSourceIPのサポートが追加されました。 注意 OpenLDAPでは、バージョン2.6.1以降が必要です。