Zabbixでは、アイテムに設定された監視間隔で周期的に新しい監視データを取得します。多くのアイテムでは監視間隔が短いですが、(LLDルールを含む)監視間隔が長いアイテムもあり、実際の状況では、検出可能なリソースの変更を素早く検出するために、新しい監視データをより速く収集する必要がある場合があります。このような状況に対応するために、パッシブ監視を再スケジュールして新しい監視データをすぐに取得することが可能です。
この機能は、パッシブ監視のみサポートされています。以下のアイテムのタイプがサポートされています。
監視を実行するには、設定キャッシュ内に監視設定が存在している必要があります。詳細についてはCacheUpdateFrequencyを参照してください。監視を実行する前に設定キャッシュは更新されません。そのため、アイテム/LLDルールの最新の設定変更は反映されません。したがって、作成中または作成されたばかりのアイテム/LLDルールの設定で新しい監視データを取得することもできません。アイテム設定時に変更した設定で監視データを取得する場合はテストを使用してください。
パッシブ監視をすぐに実行するには:
後者の場合、複数のアイテム/ルールを選択し、一度に監視データ取得することができます。