7 イベント、アイテム値、トレンドのリアルタイムエクスポート

概要

トリガーイベント、アイテム値、トレンドのリアルタイムエクスポートを改行で区切られたJSON形式で構成することができます。

エクスポートはファイルに行われ、エクスポートファイルの各行はJSONオブジェクトです。値のマッピングは適用されません。

エラー(データをエクスポートファイルに書き込めない、エクスポートファイルの名前を変更できない、または名前を変更した後に新しいデータを作成できない)の場合、データアイテムは削除され、エクスポートファイルに書き込まれず、Zabbixデータベースにのみ書き込まれます。エクスポートファイルへの書き込み問題が解決すると、データの書き込みが再開されます。

エクスポートされる情報の詳細については、エクスポートプロトコルページを参照してください。

データの受信後、サーバーがデータをエクスポートする前にホスト/アイテムが削除された場合、ホスト/アイテムにメタデータ(ホストグループ、ホスト名、アイテム名)を含めることができないことに注意してください。

設定

トリガーイベント、アイテム値、トレンドのリアルタイムエクスポートは、エクスポートファイルのディレクトリを指定することで構成されます。サーバー設定ExportDirパラメーターを参照してください。

他、2つのパラメータを使用できます。

  • ExportFileSize 個々のエクスポートファイルの最大サイズを設定するために使用します。プロセスがファイルに書き込む必要がある場合、最初にファイルのサイズをチェックし、設定されたサイズ制限を超える場合は、名前に.oldを追加してファイルの名前を変更し、元の名前の新しいファイルを作成します。

データを書き込むプロセスごとにファイルが作成されます。(約4〜30ファイル)エクスポートファイルあたりのデフォルトサイズは1Gであるため、ディスク容量が急速に消費される可能性があります。

  • ExportType エクスポートするエンティティタイプ(イベント、ヒストリ、トレンド)を指定できます。