ZabbixのWebインターフェースは、アクセスを禁止するために、一時的に無効にできます。これによって、ユーザーによるZabbix データベースの変更を防ぎ、データベースの整合性を保護します。
Zabbixデータベースを停止させ、ZabbixのWebインターフェースがメンテナンスモードになっている間に、メンテナンス作業を実施することができます。
定義されたIPアドレス範囲からアクセスするユーザーは、メンテナンスモード中でも、通常通りWebインターフェースで作業することができます。
メンテナンスモードを有効にするには、maintenance.inc.php
ファイル(Webサーバ上のZabbix HTMLドキュメントディレクトリの/confにあります)を修正して、次の行のコメント化を解除する必要があります。
// Maintenance mode
define('ZBX_DENY_GUI_ACCESS',1);
// IP range, who allowed to connect to FrontEnd
$ZBX_GUI_ACCESS_IP_RANGE = array('127.0.0.1');
// MSG showed on Warning screen!
$_REQUEST['warning_msg'] = 'We are upgrading MySQL database till 15:00. Stay tuned...';
パラメータ 詳細 | |
---|---|
ZBX_DENY_GUI_ACCESS | メンテナンスモードを有効にします。 1 –メンテナンスモードが有効になり、それ以外では無効になります。 |
ZBX_GUI_ACCESS_IP_RANGE | メンテナンスモード中、これらのIPアドレスからの接続は許可されます。 例: 192.168.1.1-255 |
warning_msg | メンテナンスについてユーザーに通知するために入力できるメッセージです。 |
メンテナンスモード中、ZabbixのWebインターフェースへのアクセスを試みると、次の画面が表示されます。メンテナンスモードが終了したとき、ユーザーが何もしなくても通常の状態に戻れるように、スクリーンは30秒ごとに更新されます。
本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は、英語版のZabbix2.2マニュアルを参照してください。