内部チェックを使用すると、Zabbix内部を監視できます。このアイテムを使用するには、アイテムタイプZabbixインターナルを選択します。
内部チェックは、ホストがプロキシによって監視されるかそうでないかに応じて、ZabbixサーバまたはZabbixプロキシの何れかによって計算されます。
内部チェックは、今までどおり Zabbix ポーラーによって処理されます。
キー | |||||
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▲ | 説明 | 戻 | 値 コメント | ||
zabbix[boottime] | |||||
ZabbixサーバまたはZabbixプロキシプロセスの起動時間(秒) | 整数 | エポックを起点とした経過秒数 | |||
zabbix[history] | |||||
テーブル「HISTORY」に保存されている値の数 | 整数 | MySQL InnoDB、Oracl | 、またはPostgreSQLを使用している場合は、使用しないでください。 (プロキシによってサポートされていません) |
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zabbix[history_log] | |||||
テーブル「HISTORY_LOG」に保存されている値の数 | 整数 | MySQL InnoDB、Oracl | 、またはPostgreSQLを使用している場合は、使用しないでください。 このアイテムは、Zabbix 1.8.3以降でサポートされています。 //(プロキシによってサポートされていません) // |
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zabbix[history_str] | |||||
テーブル「HISTORY_STR」に保存されている値の数 | 整数 | MySQL InnoDB、Oracl | 、またはPostgreSQLを使用している場合は、使用しないでください。 (プロキシによってサポートされていません) |
||
zabbix[history_text] | |||||
テーブル「HISTORY_TEXT」に保存されている値の数 | 整数 | MySQL InnoDB、Oracl | 、またはPostgreSQLを使用している場合は、使用しないでください。 このアイテムは、Zabbix 1.8.3以降でサポートされています。 (プロキシによってサポートされていません) |
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zabbix[history_uint] | |||||
テーブル「HISTORY_UINT」に保存されている値の数 | 整数 | MySQL InnoDB、Oracl | 、またはPostgreSQLを使用している場合は、使用しないでください。 このアイテムは、Zabbix 1.8.3以降でサポートされています。 (プロキシによってサポートされていません) |
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zabbix[host,<type>,available] | |||||
ホスト上の特定のタイプのチェックの稼働状況を返します。このアイテムの値は、ホストのリストの稼働状況アイコンに対応しています。 | 0-利用不可、1-利用可能、2-不明 | 有効なタイプ:agent、snmp、ipmi、jmx |
< このアイテムは、Zabbix 2.0.0以降でサポートされています。 |
||
zabbix[hosts] | |||||
監視ホスト数 | 整数 | このアイテムは | Zabbix 2.2.0以降でサポートされています。 | ||
zabbix[items] | |||||
有効なアイテム数(サポートされているものとされていないもの) | 整数 | ||||
zabbix[items_unsupported] | |||||
サポートされていないアイテム数 | 整数 | ||||
zabbix[java,,<param>] | |||||
Zabbix Java gatewayと関連する情報を返します。 | <param> | がpingの場合、「1」が返されます。トリガーのnodate関数を使用してJava gatewayの稼働状況をチェックできます。 将来使用するために予約するので、2つめのパラメータは空にする必要があります。 <param> がversionの場合、Java ゲートウェイのバージョンが返されます。例:「2.0.0」 このアイテムは、Zabbix 2.0.0以降でサポート |
< れています。 |
||
zabbix[process,<type>,<mode>,<state>] | |||||
特定のZabbixのプロセス、または(<type>と<mode>で特定される)プロセスのグループが<state>でいた時間(パーセント値)。最後の瞬間にのみ計算されます。 <mode>が動作していないZabbixのプロセス番号の場合(例えば、5つのポーラーが動作していて、<mode>が6と指定されている場合)、このようなアイテムは取得不能な状態に戻ります。 最小値と最大値は、単一のプロセスに対する使用率を参照します。3ポーラーのグループでプロセス毎の使用率が2、18、66だった場合、最小値は2を返し、最大値は66を返します。 各プロセスは、共有メモリ内で何をしているかをレポートし、自己監視プロセスが秒毎にそのデータを集約します。状態の変化(busy/idle)は、変化があるたびに登録されます - busyになるプロセスはbusyと登録され、それがidleになるまで状態は変更または更新されません。これによって、完全にハングしているプロセスであっても、100% busyとして正しく登録されます。 現時点では「busy」は「sleepではない」ということを意味しますが、将来、ロック待ちやデータベースクエリーの実行といった状態が追加導入されるかもしれません。 Linux や他のほとんどのシステムでは、計測時間の単位は1秒の100分の1です。 |
時間のパーセント値 db watchdog - DBが使用不可能 |
現時点では、以下のプロセスのタイプがサポートされています: 浮動小数 aconfiguration syncer** - 設定データのインメモリのキャッシュを管理するプロセス data sender - プロキシのデータセンダー(サーバによってサポートされていません) 場合の警告メッセージのセンダー(プロキシによってサポートされていません) discoverer - デバイスのディスカバリを行うプロセス escalator - アクションのエスカレーショ |
<erter** - 通知レポートを送信するプロセス(プロキシによってサポートされていません) を行うプロセス(プロキシによってサポートされていません) heartbeat sender - プロキシのハートビートセンダー(サーバによってサポートされていません) history syncer - ヒストリDBライター housekeeper - 古いヒストリデータを削除するプロセス http poller - Web監視のポーラー icmp pinger - icmppingチェックのポーラー ipmi poller -IPMIチェックのポーラー java poller - Javaチェックのポーラー node watcher - ヒストリデータとノード間の設定変更を送信するプロセス(プロキシによってサポートされていません) poller - パッシブチェックの一般的なポーラー proxy poller - パッシブプロキシのポーラー(プロキシによってサポートされていません) self-monitoring - 内部のサーバの統計を収集するプロセス timer - 時間に関係するトリガー関数の評価とメンテナンスのプロセス(プロキシによってサポートされていません) trapper - アクティブチェック、トラップ、ノード間・プロキシ間通信のトラッパー unreachable poller - 到達不能なデバイスのポーラー vmware collector - VMwareサービスからデータを収集する役割を果たすVMwareデータコレクタ 注:サーバログファイル内のこれらのプロセスタイプも参照することができます。 有効なモード: avg - 指定したタイプのすべてのプロセスの平均値(デフォルト) count - 指定したプロセスタイプの起動したプロセス数を返します。<state> は指定する必要はありません。 max - 最大値 min - 最小値 <process number> - プロセス番号(1~あらかじめ起動されたインスタンスの数)例えば、4トラッパーが動作している場合、値は1~4の間です。 有効な状態: busy - プロセスはbusy状態、例えば、要求を処理中(デフォルト) idle - プロセスはアイドル状態で何もしていません。 例: zabbix[process,poller,avg,busy] - 最後の瞬間に実行していたポーラープロセスにかかった平均時間 zabbix[process,"icmp pinger",max,busy] - ICMP pingerのプロセスによって最後の瞬間の実行にかかった最長時間 zabbix[process,trapper,count] - その時点で動作しているトラッパープロセスの数 このアイテムは、Zabbix 1.8.5以降でサポートされています。 |
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zabbix[proxy,<name>,<param>] | |||||
Zabbixプロキシ関連情報へのアクセス | 整数 | <name> - | ロキシ名 サポートされているパラメータのリスト(<param>): lastaccess - プロキシから受信した最後のハートビートメッセージのタイムスタンプ 例: zabbix[proxy,"Germany",lastaccess] トリガー関数のfuzzytime を使用し、プロキシの稼働状況をチェックできます。 (プロキシによってサポートされて いません) |
||
zabbix[proxy_history] | |||||
プロキシヒストリテーブル内の値のうち、サーバへの送信待ちとなっている値の数。 | 整数 | このアイテムは、Zabbix 2.2.0以降でサポートされています。 |
<//(サーバによってサポートされていません) // | ||
zabbix[queue,<from>,<to>] | |||||
キュー内にある、<from>秒~<to>秒(両端値を含む)遅延する監視アイテムの数 | 整数 | <from> - デフォルト:6秒 |
<<to> - デフォルト: 無限 時間の単位を表す記号(s,m,h,d,w)は、これらのパラメータでサポートされます。 パラメータfromとtoは、Zabbix 1.8.3以降でサポートされています。 |
||
zabbix[rcache,<cache>,<mode>] | |||||
Zabbix設定キャッシュの稼働状況の統計 | 整数(サイズ用);浮動小数( | ーセント値) キャッシュ:バッファ |
<モード: total - バッファのトータルサイズ free - 空きバッファサイズ pfree - バッファの空き容量(パーセント値) used - 使用バッファサイズ |
||
zabbix[requiredperformance] | |||||
予想される1秒あたりの新しい値に対し、 Zabbix サーバまたはZabbixプロキシに要求されるパフォーマンス。 | 浮動小数 | [レポート]→[Zabbixのステータス]の「1秒あたりの新しい値(サーバ | 要求パフォーマンス)」とおおよそ相関があります。 このアイテムは、Zabbix 1.6.2以降でサポートされています。 |
||
zabbix[trends] | |||||
テーブル「TRENDS」に保存されている値の数 | 整数 | MySQL InnoDB、Oracl | 、またはPostgreSQLを使用している場合は、使用しないでください。 //(プロキシによってサポートされていません) // |
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zabbix[trends_uint] | |||||
テーブル「TRENDS_UINT」に保存されている値の数 | 整数 | MySQL InnoDB、Oracl | 、またはPostgreSQLを使用している場合は、使用しないでください。 このアイテムは、Zabbix 1.8.3以降でサポートされています。 //(プロキシによってサポートされていません) // |
||
zabbix[triggers] | |||||
Zabbixデータベース中の有効なトリガーの数。有効なホスト上に少なくとも1つの有効なアイテム(バージョン2.2.4以降はすべてのアイテムが有効)が含まれる。 | 整数 | (プロキシによってサポートされていません) | |||
zabbix[uptime] | |||||
Zabbix サーバまたはZabbixプロキシプロセスの稼働時間(秒) | 整数 | ||||
zabbix[vcache,buffer,<mode>] | |||||
Zabbix値キャッシュの稼働状況の統計 | 整数(サイズ用);浮動小数 | パーセント値) モード: |
<total - バッファのトータルサイズ free - 空きバッファサイズ pfree - バッファの空き容量(パーセント値) used - 使用バッファサイズ pused - 使用バッファのパーセント値 このアイテムは、Zabbix 2.2.0以降でサポートされています。 //(プロキシによってサポートされていません) // |
||
zabbix[vcache,cache,<parameter>] | |||||
Zabbix値キャッシュの効果の統計 | 整数 | パラメータ: |
<requests - リクエストの合計数 hits - キャッシュヒット数(キャッシュから取得されるヒストリ値) misses - キャッシュミス数(データベースから取得されるヒストリ値) このアイテムは、Zabbix 2.2.0以降でサポートされています。 //(プロキシによってサポートされていません) // |
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zabbix[vmware,buffer,<mode>] | |||||
Zabbix vmwareキャッシュの稼働状況の統計 | 整数(サイズ用);浮動小 | (パーセント値) モード: |
<total - バッファのトータルサイズ free - 空きバッファサイズ pfree - バッファの空き容量(パーセント値) used - 使用バッファサイズ pused - バッファの使用容量(パーセント値) このアイテムは、Zabbix 2.2.0以降でサポートされています。 |
||
zabbix[wcache,<cache>,<mode>] | |||||
Zabbix書き込みキャッシュの統計と稼働状況 | |||||
Cache | Mode | ||||
values | all | ZabbixサーバまたはZabbixプロキシで処理される値の総数(サポートされていないアイテムを除く) 整数 | カウンタ | ||
float | 処理された浮動小数値の数 整数 | カウンタ | |||
uint | 処理された符号なしの整数値の数 整数 | カウンタ | |||
str | 処理された文字/文字列の値の数 整数 | カウンタ | |||
log | 処理されたログアイテムの数 整数 | カウンタ | |||
text | 処理されたテキストアイテムの数 整数 | カウンタ | |||
not supported | 処理された取得不可アイテムの数 整数 | カウンタ |
<取得不可モードは、Zabbix 1.8.6以降でサポートされています。 | ||
history | pfree | ヒストリバッファの空き容量(パーセント値) 浮動小数 | ヒストリキャッシュは、数値型の値だけでなく、すべ | のアイテムタイプのアイテムおよびタイムスタンプ情報を保存しています。数字が小さければ、データベース側にパフォーマンス障害があることを示しています。 | |
free | 空きヒストリバッファサイズ 整数 | ||||
total | ヒストリバッファのトータルサイズ 整数 | ||||
used | 使用ヒストリバッファサイズ 整数 | ||||
trend | pfree | トレンドキャッシュの空き容量(パーセント値) 浮動小数 | トレンドキャッシュは、データを受信するすべてのアイ | ムの現在累計時間を保存します。 (プロキシによってサポートされていません) |
|
free | 空きトレンドバッファサイズ 整数 | *(プロキシによってサポート | れていません)* | ||
total | トレンドバッファのトータルサイズ 整数 | *(プロキシによってサポートされて | ません)* | ||
used | 使用トレンドバッファサイズ 整数 | *(プロキシによってサポート | れていません)* | ||
text | pfree | テキストヒストリバッファの空き容量(パーセント値) 浮動小数 | テキストヒストリキャッシュは、文字、テキストまたはログヒ | トリデータの保存に使用されます-これらの値のアイテムおよびタイムスタンプ情報はヒストリキャッシュに保存されたままです。 | |
free | 空きテキストヒストリバッファサイズ 整数 | ||||
total | テキストヒストリバッファのトータルサイズ 整数 | ||||
used | 使用テキストヒストリバッファサイズ 整数 |
本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は、英語版のZabbix2.2マニュアルを参照してください。