累計チェックでは、Zabbixサーバが直接データベースへのクエリーを発行して累計情報を収集します。
累計チェックでは、監視中のホスト上でエージェントを実行する必要はありません。
累計チェックのアイテムキーの構文は次のとおりです。
Zabbix 1.8.2から、カンマ区切りの配列を挿入することで、複数のホストグループを使用できます。
サポートされているグループ関数(groupfunc)は次のとおりです。
グループ関数 説明 | |
---|---|
grpavg | 平均値 |
grpmax | 最大値 |
grpmin | 最小値 |
grpsum | 合計値 |
サポートされているアイテム関数(itemfunc)は次のとおりです。
アイテム関数 説明 | |
---|---|
avg | 平均値 |
count | 値の個数 |
last | 最新値 |
max | 最大値 |
min | 最小値 |
sum | 合計値 |
最後のtimeperiodパラメータは、収集される最新の値の期間を指定します。このパラメータには、サポートされている単位の文字 が使用できるので便利です。たとえば、「300」(秒)の代わりに「5m」(分)を「86400」(秒)の代わりに「1d」(日)をという具合です。
第3パラメータ(アイテム関数)がlastの場合、timeperiodパラメータは無視されます。
値の総数(プレフィックスが「#」)はサポートされていません。
計算に含まれるのは、有効なホスト上でアクティブなアイテムのみです。
累計チェックのキーの例:
ホストグループ「MySQL Servers」の合計ディスク容量。
ホストグループ「MySQL Servers」の平均プロセッサ負荷。
ホストグループ「MySQL Servers」の1秒当たりのクエリー数の5分間平均。
複数のホストグループの全ホストでの平均CPU負荷。
本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は、英語版のZabbix2.2マニュアルを参照してください。