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1 イベントソース

1.1 トリガーイベント

トリガーの状態の変更は最も頻繁に行われ、かつ最も重要なイベントのソースです。

トリガーがその状態を変更するたびに、イベントが作成されます。イベントは、それがいつ発生したのか、新しいステータスは何か、といったトリガーのステータスの変化に関する詳細情報を含んでいます。

1.2 ディスカバリイベント

Zabbixは、ネットワークディスカバリルールで定義されているIP範囲を定期的にスキャンします。チェック頻度は、それぞれのルールに対して設定することが可能です。ホストまたはサービスが発見された時点で、ディスカバリイベント(または複数のイベント)が作成されます。

Zabbixは、次のイベントを作成します。

イベント 作成タ ミング
サービスUp Zab ixがアクティブなサービスを探知した時
サービスDown Zab ixでサービスを探知できない時
ホストUp 少な とも、サービスのうちのいずれかがIPに対してUPの場合
ホストDown すべ のサービスが応答していない時
サービス発見 ダウンタイ 後にサービスが復旧した時、またはサービスがはじめて発見された時
サービス不明 Upの後に ービスが存在しなくなった時
ホスト発見 ダウンタ ム後にホストが復旧した時、またはホストが初めて発見された時
ホスト不明 Upの後 ホストが存在しなくなった時

1.3 アクティブエージェントの自動ディスカバリイベント

アクティブエージェントの自動登録によって、Zabbixでイベントが作成されます。

設定すると、前に不明であったアクティブエージェントがチェックを要求した時に、アクティブエージェント自動登録が実行されることがあります。エージェントの受信IPアドレスおよびポートを使って、サーバによって新しい自動登録ホストが加えられます。

詳細については、アクティブエージェントの自動登録のページをご覧ください。

1.4 内部イベント

次の時に、内部イベントが発生します。

  • アイテムが「通常」から「取得不可」に状態を変更した時
  • アイテムが「取得不可」から「通常」に状態を変更した時
  • ローレベルディスカバリルールが「通常」から「取得不可」に状態を変更した時
  • ローレベルディスカバリルールが「取得不可」から「通常」に状態を変更した時
  • トリガーが「通常」から「不明」に状態を変更した時
  • トリガーが「不明」から「通常」に状態を変更した時

Zabbix2.2バージョンから、内部イベントがサポートされるようになりました。内部イベントを導入する目的は、ユーザーに内部イベントの発生を通知することです。例えば、アイテムが取得不可の状態に変わり、データの収集を停止したときなどです。


本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は、英語版のZabbix2.2マニュアルを参照してください。