トリガーの状態の変更は最も頻繁に行われ、かつ最も重要なイベントのソースです。
トリガーがその状態を変更するたびに、イベントが作成されます。イベントは、それがいつ発生したのか、新しいステータスは何か、といったトリガーのステータスの変化に関する詳細情報を含んでいます。
Zabbixは、ネットワークディスカバリルールで定義されているIP範囲を定期的にスキャンします。チェック頻度は、それぞれのルールに対して設定することが可能です。ホストまたはサービスが発見された時点で、ディスカバリイベント(または複数のイベント)が作成されます。
Zabbixは、次のイベントを作成します。
イベント 作成タ | ミング |
---|---|
サービスUp Zab | ixがアクティブなサービスを探知した時 |
サービスDown Zab | ixでサービスを探知できない時 |
ホストUp 少な | とも、サービスのうちのいずれかがIPに対してUPの場合 |
ホストDown すべ | のサービスが応答していない時 |
サービス発見 ダウンタイ | 後にサービスが復旧した時、またはサービスがはじめて発見された時 |
サービス不明 Upの後に | ービスが存在しなくなった時 |
ホスト発見 ダウンタ | ム後にホストが復旧した時、またはホストが初めて発見された時 |
ホスト不明 Upの後 | ホストが存在しなくなった時 |
アクティブエージェントの自動登録によって、Zabbixでイベントが作成されます。
設定すると、前に不明であったアクティブエージェントがチェックを要求した時に、アクティブエージェント自動登録が実行されることがあります。エージェントの受信IPアドレスおよびポートを使って、サーバによって新しい自動登録ホストが加えられます。
詳細については、アクティブエージェントの自動登録のページをご覧ください。
次の時に、内部イベントが発生します。
Zabbix2.2バージョンから、内部イベントがサポートされるようになりました。内部イベントを導入する目的は、ユーザーに内部イベントの発生を通知することです。例えば、アイテムが取得不可の状態に変わり、データの収集を停止したときなどです。
本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は、英語版のZabbix2.2マニュアルを参照してください。