Webインターフェースにある要素の多くは、Webインターフェース自体を使用して設定できますが、現在、一部のカスタマイズは、定義ファイルを編集しないとできません。
この定義ファイルはdefines.inc.php
といい、Zabbix HTMLドキュメントディレクトリの/includeにあります。
このファイルのパラメータで、ユーザーにとって興味がありそうなものを次に示します。
デフォルトのグラフの期間(秒単位)。デフォルトでは1時間です。
最小のグラフの期間(秒単位)。デフォルトでは1時間です。
最大のグラフの期間(秒単位)。デフォルトではZabbix1.6.7からは2年、その前は1年でした。
最新データ、概要の各ページのヒストリデータ、データの概要のスクリーン要素の最大の表示期間(秒単位)。デフォルトでは、86400秒(24時間)に設定されています。0秒に設定されると、無期限になります。
シンプルグラフのY軸のデフォルトの位置およびカスタムグラフへのアイテム追加時のドロップダウンボックスのデフォルトの値。可能な値:0 - 左、1 - 右。
デフォルト:0
丸め定数のしきい値。これより小さい値は、カンマ後の桁数がZBX_UNITS_ROUNDOFF_LOWER_LIMITに、大きい値はZBX_UNITS_ROUNDOFF_UPPER_LIMITに丸められます。
デフォルト:0.01
値が丸めしきい値よりも大きい場合のカンマ後の桁数。
デフォルト:2
値が丸めしきい値よりも小さい場合のカンマ後の桁数。
デフォルト:4
値が丸めしきい値よりも小さい場合のカンマ後の桁数。
デフォルト:6
データのグラフ表示で、選択された期間に対して処理対象をヒストリテーブルかトレンド表か決定する、Webインターフェースの選択に反映される日数。この定義により、次のようになります。
この定義は、パーティションが切られたヒストリデータストレージに役立ちます。
デフォルト: -1
ダッシュボードの[最新n件の障害]ウィジェットに表示する障害数をコントロールします。デフォルトでは、20件の障害が表示されます。
スクリーンで使用され、スクリーン要素更新のタイムアウト秒数を定義します。更新の開始後、定義された秒数が経過しても、スクリーン要素がまだ更新されない場合、スクリーン要素が暗く表示されます。
デフォルト:30
スクリーンで使用され、クエリーのスキップが停止されるまでの秒数を定義します。設定しないと、スクリーン要素が更新ステータスにある場合、応答が受信されるまで、更新に関するクエリーはすべてスキップされます。このパラメータを使用中の場合、最初のクエリーへの応答を待たずに、別の更新クエリーがN秒後に送信される可能性があります。
デフォルト:10
本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は、英語版のZabbix2.2マニュアルを参照してください。