このセクションでは、Zabbix 2.0.xから2.2へのアップグレードを滞りなく行うために必要なステップを示します。 多くのイベントがある場合、データベースのバージョン2.2へのアップグレードは、長時間かかる場合があります。手動でイベントテーブルを削減して、アップグレードプロセスを速めることができます。
必ずアップグレードノートを読んでから、アップグレードを開始してください。
Zabbixサーバを停止して、新しいデータがデータベースに挿入されないようにします。
これは非常に重要なステップです。データベースのバックアップが存在することを確認してください。これは、アップグレード手順が失敗した場合に(ディスク容量の不足、電源オフ、その他予期せぬ問題)役立ちます。
Zabbixバイナリ、設定ファイル、PHPファイルのバックアップを作成します。
あらかじめコンパイルされたバイナリを使うことも、自分でコンパイルすることも可能です。
zabbix_server.confの一部のパラメータは、2.0から変更されたり、新しいパラメータが追加されている場合があります。それらを確認してください。
新しいZabbixバイナリを開始します。ログファイルを参照して、バイナリが問題無く開始したかどうか確認してください。
Zabbixサーバは、データベースを自動的にアップグレードします。
サーバを起動する前に次のことを行います。
Zabbixサーバがデータベースを自動的にアップグレードするのは、Zabbix 2.0.xから2.2への場合のみです。それより前のバージョンからのアップグレードについては、2.0またはそれ以前のZabbixの文書を参照してください。
インストールの説明に従ってください。
本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は、英語版のZabbix2.2マニュアルを参照してください。