インストールは非常にシンプルで、3ステップで構成されます。
設定ファイルを作成します。
設定ファイルc:/zabbix_agentd.confを作成します(設定ファイルは、UNIXエージェント設定ファイルと同様の構文です)。
構成ファイルの例は、conf/zabbix_agentd.win.confとしてZabbixソースアーカイブで利用可能です。
Windowsサービスとしてエージェントをインストールします。
64ビットシステムでは、実行中の64ビットプロセスに関連するすべてのチェックが正しく動作するために、64ビット版のZabbixエージェントが必要です。
c:\zabbix_agentd.conf以外の設定ファイルを使用したい場合には、サービスインストール時に以下のコマンドを使用してください。
設定ファイルのフルパスを指定する必要があります。
エージェントを実行します。
コントロールパネルを使用して、エージェントサービスを実行します。
ホスト上でアクティブチェックを実行する場合、Zabbixエージェントにはホスト名が定義されています。さらに、エージェント側でホスト名の値は、Webインターフェースのホストに設定された「ホスト名」と完全に一致させる必要があります。
エージェント設定ファイル内で、HostnameまたはHostnameItemパラメータによって、エージェント側のホスト名の値を定義できます。パラメータが指定されていない場合、デフォルト値が使用されます。
HostnameItemのデフォルト値は、「system.hostname」エージェントキーによって返される値です。Windowsプラットフォームの場合、NetBIOSホスト名を返します。
Hostnameのデフォルト値は、HostnameItemパラメータから返される値です。両方のパラメータが指定されていない場合、実際のホスト名はホストのNetBIOS名です。
system.hostnameキーは、実際のホスト名の長さやホスト名に使用されている大文字、小文字に関係なく、大文字の15個の記号に制限されているNetBIOSホスト名を返します。
両方のパラメータが指定されていない場合、Zabbixエージェントは、NetBIOSホスト名を使用してZabbixサーバからアクティブチェックのリストを取得し、結果をZabbixサーバに送信します。
バージョン1.8.6以降のWindows向けのZabbixエージェントについては、「system.hostname」キーは、名前のタイプというオプションのパラメータをサポートしています。このパラメータのデフォルト値は「netbios」(下位互換)であり、その他の可能性のある値は「host」です。
system.hostname[host]キーは、完全かつ実際(大文字・小文字を区別)のWindowsホスト名を返します。
zabbix_agentd.confファイルの設定を簡易化し、統一化するために、2つの異なるアプローチが利用されます。
本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は、英語版のZabbix2.2マニュアルを参照してください。