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2 フロントエンドのメンテナンスモード

概要

Zabbix ウェブフロントエンドは、アクセスを禁止するために一時的に無効にすることができます。これによって、ユーザーによるZabbix データベースの変更を防ぎ、データベースの整合性を保護します。

Zabbix データベースは停止することができ、Zabbix フロントエンドがメンテナンスモードの間にメンテナンスタスクを実行できます。

定義した範囲のIPアドレスからアクセスするユーザーは、メンテナンスモード中でも通常どおりフロントエンドを使うことができます。

設定

メンテナンスモードを有効にするには、ウェブサーバの Zabbix の HTML 文書のディレクトリconf/maintenance.conf.phpファイルで以下の行のコメント化を解除する必要があります:

// Maintenance mode
       define('ZBX_DENY_GUI_ACCESS',1);
       
       // IP range, who allowed to connect to FrontEnd
       $ZBX_GUI_ACCESS_IP_RANGE = array('127.0.0.1');
       
       // MSG showed on Warning screen!
       $_REQUEST['warning_msg'] = 'We are upgrading MySQL database till 15:00. Stay tuned...';
パラメータ 詳細
ZBX_DENY_GUI_ACCESS メンテナンスモードを有効にします:
1 - メンテナンスモードが有効になります。それ以外は無効です。
ZBX_GUI_ACCESS_IP_RANGE メンテナンスモードでないときに、指定したIPアドレスからの接続を許可します。
例:
192.168.1.1-255
warning_msg メンテナンスに関するインフォメーションメッセージです。

表示

メンテナンスモードの間に Zabbix フロントエンドにアクセスしようとすると、以下の画面が表示されます。このスクリーンは30秒ごとに更新され、メンテナンスが終了したら自動的に通常の状態に戻ります。


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