外部チェックとは、Zabbixサーバがシェルスクリプトまたはバイナリを実行することで行われるチェックです。
外部チェックでは、監視中のホスト上でエージェントを実行する必要はありません。
アイテムキーの構文は次のとおりです。
各引数の意味は以下のとおりです。
引数 定 | |
---|---|
script | シェルスクリプトまたはバイナリの名前 |
parameter(s) | オプションのコマンドラインパラメータ |
パラメータをスクリプトに渡したくない場合は、次を使用できます。
Zabbixサーバは、外部スクリプト(Zabbixサーバ設定ファイルのパラメータ「ExternalScripts」)の場所として定義されたディレクトリを調べて、そのコマンドを実行します。コマンドは、Zabbixサーバを実行するユーザーで実行されるため、アクセス権限または環境変数は、必要に応じてラッパースクリプトで扱い、そのユーザーがコマンドを実行することを許可する権限を持たせる必要があります。 指定したディレクトリにあるコマンドだけを実行できます。
Zabbixは、スクリプトの標準出力を値(Zabbix 2.0以降、末尾の空白が削除された全出力が返されます)として使用します。標準のエラーコードや終了コードは破棄されます。
外部チェックを過度に使用しないでください。Zabbixシステムのパフォーマンスが大幅に低下する場合があります。
スクリプトcheck_oracle.shをパラメータ「-h <host IP address>」と共に実行する場合。
Zabbixは次を実行します。
本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は、英語版のZabbix2.2マニュアルを参照してください。