アイテムとは、ホストからデータを収集するもの、つまり監視項目です。
ホストの設定が完了したら、監視アイテムを追加して実際のデータの取得を開始する必要があります。
1つのアイテムが1つのチェック項目です。たくさんのアイテムを素早く追加する1つの方法は、定義済みのテンプレートの1つを1つのホストにリンクすることです。それでも、システムのパフォーマンスを最適化するためには、本当に必要なアイテムをできるだけ多く頻繁に監視するように、テンプレートの微調整を行う必要があります。
単一のアイテムにおいて、ホストから収集するデータの種類を指定します。
そのために、アイテムキーを使用します。具体的には、キー名がsystem.cpu.loadというアイテムは、プロセッサの負荷のデータを収集しますが、キー名がnet.if.inというアイテムは、受信情報を収集します。
さらにキーでパラメータを指定するには、キー名の後に角括弧で囲んだパラメータを指定します。具体的には、system.cpu.load[avg5]は、直近5分間のプロセッサの負荷の平均を返し、net.if.in[eth0]は、インターフェースeth0での受信情報を示します。
サポートされているすべてのアイテムタイプとアイテムキーについては、アイテムタイプの各セクションを参照してください。
アイテムの作成に進んでください。
本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は、英語版のZabbix2.2マニュアルを参照してください。