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Table of Contents

11. 正規表現

概要

ZabbixのWebインターフェースで、複雑な正規表現を作成しテストすることができます。

正規表現を作成した後、その名前の前に@を置いたもの、例えば@mycustomregexpを参照することは、Webインターフェースのいくつかの場所で使用することができます。

Zabbixでの正規表現はすべて、高度なエディターによる作成や手動による入力を問わず、POSIX拡張正規表現をサポートしています。

設定

正規表現を作成するには、次のようにします。

  • [管理]→[一般設定]を選択します。
  • ドロップダウンリストから[正規表現]を選択します。
  • [正規表現の作成]をクリックします。

[条件式]タブで、正規表現名の設定と部分式の追加を行うことができます。

パラメータ 説明
名前 正 表現名を設定します。Unicode文字ならいずれも使用できます。
条件式 条件 ブロック内の[追加]をクリックして、新しい部分式を追加します。

Zabbixのカスタム正規表現名には、カンマ、スペースなどを含めることができます。それにより、参照時に誤解釈が生じる可能性がある場合は(例えば、アイテムキーのパラメータにカンマがある)、”@My custom regexp for purpose1, purpose2”というように、参照全体を引用符で囲むことができます。
正規表現名は、他の場所で流用してはいけません(例えば、LLDルールのプロパティで)。

カスタム正規表現は、複数の部分式で構成することができ、[テスト]タブでテスト文字列を用意してテストすることができます。

結果として、各部分式のステータスとカスタム正規表現全体のステータスが表示されます。


本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は、英語版のZabbix2.2マニュアルを参照してください。