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9 監視のレシピ

一般

サーバの可用性の監視

サーバの可用性を監視するには、少なくとも3つの方法(またはすべての方法の組み合わせ)が使用できます。

  • ICMP ping (「icmpping」 キー)
  • 「zabbix[host,agent,available]」 アイテム
  • アクティブチェックだけを使用するホストの可用性を監視する、トリガー関数 nodata()
WinPopUps 経由の警告の送信

Windows OS環境でZabbix からすばやく通知を得たい場合は、WinPopUps はとても便利です。メールベースの警告メッセージに追加するとよいかもしれません。WinPopUps の使用に関する詳細は、下記ページを参照してください。

http://www.zabbix.com/forum/showthread.php?t=2147

特定のアプリケーションの監視

AS/400

IBM AS/400 プラットフォームは、SNMPを使って監視できます。さらに詳しい情報は、下記ページを参照してください。

http://publib-b.boulder.ibm.com/Redbooks.nsf/RedbookAbstracts/sg244504.html?Open

MySQL

エージェントの設定ファイル:/usr/local/etc/zabbix_agentd.confで、MySQLの監視にいくつかのユーザーパラメータが使用できます。

### Set of parameters for monitoring MySQL server (v3.23.42 and later)
       ### Change -u and add -p if required
       #UserParameter=mysql.ping,mysqladmin -uroot  ping|grep alive|wc -l
       #UserParameter=mysql.uptime,mysqladmin -uroot status|cut -f2 -d":"|cut -f2 -d" "
       #UserParameter=mysql.threads,mysqladmin -uroot status|cut -f3 -d":"|cut -f2 -d" "
       #UserParameter=mysql.questions,mysqladmin -uroot status|cut -f4 -d":"|cut -f2 -d" "
       #UserParameter=mysql.slowqueries,mysqladmin -uroot status|cut -f5 -d":"|cut -f2 -d" "
       #UserParameter=mysql.qps,mysqladmin -uroot status|cut -f9 -d":"|cut -f2 -d" "
       #UserParameter=mysql.version,mysql -V
  • mysql.ping

MySQLが動作しているかどうかをチェックします。

  結果:0 - 開始していない 1 - 動作中
  • mysql.uptime

MySQLが動作している秒数

  • mysql.threads

MySQLのスレッドの数

  • mysql.questions

処理されたクエリーの数

  • mysql.slowqueries

遅いクエリーの数

  • mysql.qps

1秒あたりのクエリーの数

  • mysql.version

MySQLのバージョン。例えば: mysql Ver 14.14 Distrib 5.1.53, for pc-linux-gnu (i686)

追加の情報は、conf/zabbix_agentd ディレクトリのuserparameter_mysql.confファイルも参照してください。

Mikrotik routers

Mikrotikから提供されているSNMP エージェントを使用します。詳しい情報は、http://www.mikrotik.com を参照してください。

WIN32

Zabbix のディストリビューションに含まれている(プリコンパイルされている)Zabbix W32 エージェントを使用します。

Tuxedo

サーバ/サービス/キューごとのパフォーマンスカウンタやTuxedoのリソースの可用性を返すために、 UserParameter の定義でTuxedo のコマンドラインユーティリティtmadminとqmadmin が使用できます。

Informix

Informix データベースのすべての面を仮想的に監視するのに、標準の Informix ユーティリティのonstat が使用できます。また、Zabbix はInformix SNMP エージェントによって提供される情報を検索できます。

HP OpenView

Zabbix では、OpenView サーバへのメッセージの送信を設定できます。次のステップを実行しなければなりません:

ステップ1

新しいメディアを定義します。

そのメディアが、必要な情報をOpenViewに送信するスクリプトを実行します。

ステップ2

新しいユーザーを定義します。

そのユーザーは、メディアにリンクされている必要があります。

ステップ3

アクションを設定します。

すべての(または選択した)トリガーのステータスの変更を、ユーザーに送信するアクションを設定します。

ステップ4

メディアのスクリプトを書きます。

スクリプトは次のロジックをもちます。トリガーがONの場合、次のOpenView コマンドを実行してください。opcmsg -id application=<application> msg_grp=<msg_grp> object=<object> msg_text=<text> このコマンドは、できればZabbix データベースの新しいテーブルに保存される必要のある一意なメッセージIDを返します。トリガーがOFFの場合は、データベースから取得したメッセージIDを使用して opcmack <message id> を実行する必要があります。

opcmsg とopcmack に関する詳細は、OpenView の公式ドキュメントを参照してください。メディアスクリプトは本書では提供されていません。


本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
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