Zabbixプロキシ設定ファイル内でサポートされているパラメータ(zabbix_agentd.conf)を以下に記載します。:
パラメータ 必須 | 範囲 | デフォルト | 説明 | |
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Alias | 必須でない | アイテム | ーのエイリアスを設定します。長くて複雑なアイテムキーを、短くてシンプルなアイテムキーに置き換えます。 複数のエイリアスパラメータが存在する可能性があります。同一エイリアスキーを持つ複数のパラメータは許可されません。 複数のエイリアスキーに同一のアイテムキーを参照させることもできます。 例えば、「zabbix」ユーザーのIDを取得するには、 Alias=zabbix.userid:vfs.file.regexp[/etc/passwd,^zabbix:.:([0-9]+),,,,\1] と設定します。その後、短縮キーzabbix.useridを使用してデータを取得することができます。 エイリアスは、HostMetadataItemで使用できますが、HostnameItemパラメータでは使用できません。 |
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AllowRoot | 必須でない | 0 | エージェ | トが「root」として動作することを許可します。無効の状態でエージェントが「root」で起動されると、エージェントは「zabbix」ユーザーに切り替えます。一般のユーザーとして起動した場合は影響ありません。 0 - 許可しない 1 - 許可する |
BufferSend | 必須でない 1-36 | 0 5 | バッファ | データを保存する最大秒数。 |
BufferSize | 必須でない 2-65 | 35 100 | メモリバ | ファの最大値。バッファがいっぱいになると、エージェントは収集したデータをすべてZabbixサーバかプロキシに送信します。 |
DebugLevel | 必須でない 0-4 | 3 | デバッグ | ベルを指定します。 0 - デバッグしない 1 - 致命的な情報 2 - エラー情報 3 - 警告 4 - デバッグ用(多くの情報が生成されます) |
EnableRemoteCommands | 必須でない | 0 | Zabb | xサーバからのリモートコマンドを許可するかどうか。 0 - 許可しない 1 - 許可する |
HostMetadata | 必須でない 0~25 | 文字 | ホストメタデー | を定義するオプションのパラメータです。ホストメタデータは、ホスト自動登録プロセス(アクティブエージェント)でのみ使用されます。 定義されていない場合、値をHostMetadataItemから取得します。 指定した値が上限値を超える場合やUTF-8以外の文字列の場合、エージェントは、エラーを発行し、起動しません。 このオプションは、バージョン2.2.0以降でサポートされています。 |
HostMetadataItem | 必須でない | ホストメ | データを取得するために使用されるZabbixエージェントアイテムを定義するオプションのパラメータです。HostMetadataが定義されていない場合、このオプションが使用されます。 UserParametersとエイリアスをサポートします。EnableRemoteCommands値に関係なくsystem.run[]をサポートします。 ホストメタデータは、ホスト自動登録プロセス(アクティブエージェント)でのみ使用されます。 自動登録リクエスト中は、指定したアイテムによって返された値が255文字を超えた場合、エージェントは警告メッセージをログに記録します。 アイテムによって返される値はUTF-8文字列である必要があります。それ以外の場合は無視されます。 このオプションは、バージョン2.2.0以降でサポートされています。 |
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Hostname | 必須でない | Host | ameItemで設定します。 一意で、大文字小文字を | 別するホスト名。 アクティブチェックに必要です。また、サーバ上で設定されているホスト名と一致する必要があります。 使用可能な文字:英数字、「.」、「 」、「_」、および「-」 最大長:64 |
HostnameItem | 必須でない | syst | m.hostname ホスト名 | 取得するために、Zabbixエージェントアイテムを定義するオプションのパラメータ。Hostnameが定義されていない場合、このオプションが使用されます。 このアイテムは、UserParameters、エイリアスをサポートしていませんが、EnableRemoteCommandsの値に関係なくsystem.run[]はサポートしています。 このオプションは、バージョン1.8.6以降でサポートされています。 |
Include | 必須でない | 設定ファ | ル内のディレクトリに個別のファイルまたはすべてのファイルを含めることができます。制限事項について、特別な注記を参照してください。 | |
ListenIP | 必須でない | 0.0. | .0 エージェ | トがリッスンする必要のあるカンマで区切られたIPアドレスのリスト。 複数のIPアドレスは、Zabbix 1.8.3からサポート対象となっています。 |
ListenPort | 必須でない 1024 | 32767 1005 | エージェ | トは、サーバからの接続をこのポートでリッスンします。 |
LoadModule | 必須でない | エージェ | ト起動時に読み込むモジュール。モジュールは、エージェントの機能を拡張するために使用されます。 形式:LoadModule=<module.so> モジュールは、LoadModulePathによって指定されたディレクトリ内に配置する必要があります。 複数のLoadModuleパラメータを含めることができます。 |
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LoadModulePath | 必須でない | エージェ | トモジュールを格納するディレクトリのフルパス。 デフォルトはコンパイルのオプションに依存します。 |
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LogFile | 必須でない | ログファ | ルの名前。 設定されていない場合、syslogが使用されます。 |
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LogFileSize | 必須でない 0-10 | 4 1 | ログファ | ルの最大値(MB単位)。 0 -自動ログローテーションを無効にします。 注:ログファイルのサイズの上限に達し、何らかの理由でファイルローテーションに失敗すると、既存のログファイルは削除され、新しいファイルが作成されます。 |
LogRemoteCommands | 必須でない | 0 | 実行され | シェルコマンドを警告としてログに記録することを有効にします。 0 - 無効 1 - 有効 |
MaxLinesPerSecond | 必須でない 1-10 | 0 100 | 「log | および「eventlog」のアクティブチェックを実行する際に、エージェントが、Zabbixサーバまたはプロキシに毎秒送信する、新しい行の最大数。 ここで指定した値は、「log」または[eventlog]アイテムキーで指定される、「maxlines」パラメータによって上書きされます。 注:Zabbixは、ログアイテムで必要な文字列を見つけるため、MaxLinesPerSecondで設定された値の4倍の新しい行を処理します。 |
PidFile | 必須でない | /tmp | zabbix_agentd.pid PIDフ | イルの名前 |
RefreshActiveChecks | 必須でない 60-3 | 00 120 | アクティ | チェックが更新される頻度(秒単位)。 アクティブチェックの更新に失敗すると、次の更新は60秒後に行われます。 |
Server | 必須でない | Zabb | xサーバとZabbixプロキシのカンマで区切られたIPアドレス(またはホスト名)のリスト。 スペースはZabbix 2.2以降で使用できます。 受信はここに記載されているホストからのみ受け付けられます。 IPv6のサポートが有効になっている場合、 '127.0.0.1'、 ':: 127.0.0.1'、 ':: ffff:127.0.0.1'は等しく扱われます。 |
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ServerActive | 必須でない | アクティ | チェック用のZabbixサーバのIP:ポート(またはホスト名:ポート)のペアの、カンマ区切りのリスト。スペースは許可されません。 ポートが指定されていない場合、デフォルトのポートが使用されます。 そのホスト向けのポートが指定されている場合、IPv6アドレスは角括弧で囲む必要があります。 ポートが指定されていない場合、IPv6アドレスを角括弧で囲む必要はありません。 このパラメータが指定されていない場合、アクティブチェックは無効です。 |
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SourceIP | 必須でない | 送信接続 | ソースIPアドレス | |
StartAgents | 必須でない 0-10 | 3 | パッシブ | ェックを処理するzabbix_agentdのプリフォークされたインスタンスの数。 0に設定されている場合、パッシブチェックが無効化され、エージェントはTCPポートでリッスンしません。 1.8.5より前のバージョンの場合は、上限は16でした。 |
Timeout | 必須でない 1-30 | 3 | 処理のタ | ムアウト時間(秒単位) |
UnsafeUserParameters | 必須でない 0,1 | 0 | 引数に入 | される、ユーザー定義のパラメータについて、すべての文字を許可します。Zabbix 1.8.2以降でサポートされています。 |
UserParameter | 必須でない | ユーザー | 義の監視対象のパラメータ。ユーザー定義パラメータは複数指定することができます。 形式:UserParameter=<key>,<shell command> シェルコマンドは空文字列またはEOLのみを返さないことに注意してください。 例: UserParameter=system.test,who|wc -l |
Zabbixエージェント 2.0.0では、アクティブチェックとパッシブチェックに関係する設定パラメータが変更されました。 本ページの下部の「こちらも参照」セクションを読み、これらの変更に関する詳細情報を確認してください。
Zabbixは、BOMなしのUTF-8エンコードの設定ファイルのみに対応します。
本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は、英語版のZabbix2.2マニュアルを参照してください。