7 Zabbix 6.4.2 の新機能

Oracleの構成同期の最適化

Oracleを使用したZabbixのインストールで、データベースパッチを適用することで、アイテムおよびアイテムの前処理データベースフィールドタイプをnclobからnvarchar2に手動で変更できるようになりました。

パッチを適用すると、アイテム数とアイテムの前処理ステップが多い環境での構成の同期速度が向上する可能性があります。 ただし、一部のアイテムパラメーターでは、最大フィールドサイズの制限が 65535 バイトから 4000 バイトに減少します。 詳細については、既知の問題 を参照してください。

Webhookインテグレーション

Zabbix通知をEvent-Driven Ansibleにプッシュするための新しいWebhookメディアタイプが追加されました。

Zabbix エージェント 2 プラグインでのアイテムキーとセッションパラメータの混在

Zabbix エージェント 2 で、アイテムキーのパラメーターに新しい値を指定することで、名前付きセッション パラメーターを上書きできるようになりました。 変更前は、名前付きセッションとアイテムキーのどちらで接続文字列値を指定するかを、ユーザーが選択する必要がありました。 名前付きセッションが使用される場合、関連するアイテムキーのパラメーターは空である必要がありました。 新しいバージョンでは、名前付きセッションを使用する場合、最初のパラメーター (通常は URI) のみ名前付きセッションで指定する必要がありますが、他のパラメーターは名前付きセッション、アイテムキーのどちらでも指定することができます。

Geomap アトリビューションの HTML サポートの終了

Geomap ダッシュボードウィジェット のアトリビューションテキストはプレーンテキストのみ対応になりました。HTMLのサポートは終了しました。

Geographical maps の設定では、 管理 → 一般 セクションで、アトリビューション 欄は、タイルプロバイダーその他 に設定されている場合のみ表示されるようになりました。