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1 ファイルシステムマウントの検出

概要

マウントされたファイルシステムとそのプロパティ(マウントポイント名、マウントポイントタイプ、ファイルシステムサイズ、iノード統計)を検出できます。

これを行うには、次の組み合わせを使用します。

  • マスターアイテムとしてvfs.fs.getエージェントアイテム
  • ローレベルディスカバリルールとアイテムのプロトタイプ

設定

マスターアイテム

次のキーを使用してZabbixエージェントアイテムを作成します。

vfs.fs.get

JSONデータが大きくなる可能性がある場合は、データ型を"テキスト"に設定します。

このアイテムによって返されるデータ、マウントされたファイルシステムには、次のようなものが含まれます。

{
         "fsname": "/",
         "fstype": "rootfs",
         "bytes": {
           "total": 1000,
           "free": 500,
           "used": 500,
           "pfree": 50.00,
           "pused": 50.00
         },
         "inodes": {
           "total": 1000,
           "free": 500,
           "used": 500,
           "pfree": 50.00,
           "pused": 50.00
         }
       }
依存LLDルール

"依存アイテム"タイプとしてローレベルディスカバリルールを作成します。

マスターアイテムとして、作成したvfs.fs.getアイテムを選択します。

"LLDマクロ"タブで、対応するJSONPathを使用してカスタムマクロを定義します。

依存アイテムのプロトタイプ

このLLDルールで"依存アイテム"タイプのアイテムプロトタイプを作成します。 このプロトタイプのマスターアイテムとして、作成したvfs.fs.getアイテムを選択します。

アイテムのプロトタイプ名とキーでカスタムマクロが使用されていることに注意してください。

  • Name: Free disk space on {#FSNAME}, type: {#FSTYPE}
  • Key: Free[{#FSNAME}]

情報の種類として、次を使用します。

  • 数値 (整数) 次のメトリックの場合 'free', 'total', 'used'
  • 数値 (浮動小数) 次のメトリックの場合 'pfree', 'pused' (percentage)

アイテムのプロトタイプの"保存前処理"タブで、JSONPathを選択し、次のJSONPath式をパラメーターとして使用します。

$.[?(@.fsname=='{#FSNAME}')].bytes.free.first()

検出されるとマウントポイントごとに1つのアイテムが作成されます。 この項目は、指定されたマウントポイントの空きバイト数を返します。