これは low-level discovery (LLD) 関数の中で使用されるマクロの一種です。:
LLDルールの中で使用されるマクロで、ファイルシステム名、ネットワークインターフェース、SNMP OIDなどの実数値を返します。
これらのマクロは、アイテム、トリガー、グラフの prototypes の作成に使用することができます。そして、実際の
ファイルシステムやネットワーク・インターフェイスなどを発見する際に、これらのマクロを実際の値で置き換え、
実際の item やトリガー、グラフを作成するためのベースとします。
これらのマクロは、仮想マシンdiscoveryでホストとホストグループの
prototypes を作成する際にも使用されます。
いくつかの低レベルの発見マクロはZabbixのLLD関数と一緒に "pre-packaged"として提供されています。
- {#FSNAME}, {#FSTYPE}, {#IFNAME}, {#SNMPINDEX}, {#SNMPVALUE}
ただし、custom ローレベルディスカバリルールを
作成する場合は、これらの名前に準拠することは必須ではありません。その場合は、他の任意のLLDマクロ名を使用し、
その名前を参照することができます。
以下の箇所でLLD マクロを使用することができます:
これらのすべての場所で、LLD マクロは静的なユーザー [macro context] (/manual/config/macros/user_macros_context) の中で使用することができます。
マクロ関数は、ローレベルディスカバリマクロでサポートされており (ローレベルディスカバリルールフィルターを除く)、
正規表現を使用してマクロ値の特定の部分を抽出することが可能です。
たとえば、イベントタグ付けのために、次のLLDマクロから顧客名とインターフェイス番号を抽出したい場合があります。
これを行うには、regsub
マクロ関数をトリガープロトタイプのイベントタグの値フィールドのマクロと一緒に
使用することができます:
引用符で囲まれていない item [key parameters] (/manual/config/items/item/key#key_parameters) にはカンマが使えないので
マクロ関数を含むパラメータは引用符で囲む必要があることに注意しましょう。パラメータ内の二重引用符をエスケープするには
バックスラッシュ (\\
) 文字を使用する必要があります。
例:
マクロ関数の構文の詳細については、Macro functions を参照してください。
Zabbix 4.0からローレベルディスカバリマクロでマクロ関数がサポートされています。
1 1 でマークされたフィールドでは、1つのマクロでフィールド 全体を埋める必要があります。
フィールド内の複数のマクロや、テキストと混在するマクロはサポートされていません。