ファイルシステムが検出されるのと同様の方法で、ブロックデバイスとそのタイプも検出できます。
ディスカバリルールで使用するアイテムキーは次のとおりです
Zabbixエージェント4.4以降、このアイテムはLinuxプラットフォームでのみサポートされます。
このディスカバリアイテムを使用してディスカバリルールを作成し、次のようなことを行うことができます。
sd[\D]$
- 名前の付いたデバイスを検出する "sd0", "sd1", "sd2", ...disk
AND {#DEVNAME} does not match ^loop.*
- 名前がloopで始まらないディスクタイプのデバイスを検出するこのディスカバリキーは、ブロックデバイスの名前とタイプをそれぞれ識別する{#DEVNAME}と{#DEVTYPE}の2つのマクロを返します。次に例を示します。
[
{
"{#DEVNAME}":"loop1",
"{#DEVTYPE}":"disk"
},
{
"{#DEVNAME}":"dm-0",
"{#DEVTYPE}":"disk"
},
{
"{#DEVNAME}":"sda",
"{#DEVTYPE}":"disk"
},
{
"{#DEVNAME}":"sda1",
"{#DEVTYPE}":"partition"
}
]
ブロックデバイスの検出では、vfs.dev.read[]
およびvfs.dev.write[]
アイテムと{#DEVNAME}マクロを使用してアイテムのプロトタイプを作成できます。次に例を示します。
{#DEVTYPE}は、デバイスのフィルタリングを目的としています。