16 Zabbix 6.4.11の新機能

テンプレート

新しいテンプレート

Azure by HTTPテンプレートのセットは、Azure Cost Management by HTTP テンプレートで補足されました。

テンプレートの入手方法:

  • 新規インストールの場合、データ収集テンプレートにあります。
  • 以前のバージョンからアップグレードの場合、ZabbixのGitリポジトリからダウンロードしてくるか、最新のバージョンのZabbixをダウンロードし、zabbix/templatesディレクトリから入手します。そしてデータ収集テンプレートから、手動でZabbixにインポートすることができます。

テンプレートの更新

MSSQL by ODBC テンプレートがフェールオーバークラスターインスタンス (FCI)や可用性グループ (AG)などのAlwaysOn機能が動作するように更新されました。 テンプレートを使用して、クラスター内のホスト、スタンドアロンホスト、およびクラスター名によるホストを監視できるようになりました。 インスタンス名のマクロは使用されなくなりました。マスターを切り替える場合、マクロを変更する必要はありません。

  • クォーラムおよびクォーラム メンバー用の新しいLLDルールとメトリックが追加されました。
  • LLDルールのタイプが"データベースモニター"から"依存アイテム"に変更されました。
  • db.odbc.discoveryキーを持つアイテムは、db.odbc.getアイテムに依存するアイテムに変換されました。
  • 新しいアイテムが追加されました - MSSQL DB '{#DBNAME}': 復旧モデル。データベース検出の下でデータベース復旧モデルを返します。
  • 新しいマクロ{$MSSQL.BACKUP_FULL.USED}、{$MSSQL.BACKUP_DIFF.USED}、{$MSSQL.BACKUP_LOG.USED}が追加されました。これらは、特定のデータベースのバックアップ期間トリガーを無効にするために使用できます。

Webインターフェース

PHPのサポート

PHPのサポートバージョンが8.3までになりました。

X-Frame-Options HTTPヘッダー

X-Frame-Options header パラメータは Use X-Frame-Options header に改名され、チェックボックスと入力フィールド(「null」を指定する代わりにチェックボックスのマークを外すことでヘッダーを無効にできる)、追加の値のサポートで構成されています。

他のセキュリティパラメータも同じ構造に従います。 詳細は、管理一般設定にあるセキュリティのパラメーターを参照してください。

データベース

MySQL 8.2 をサポート

MySQLのサポートされているバージョンの最大が8.2.Xになりました。