バージョン5.0.0以降、公式パッケージのZabbixエージェントのsystemdサービスファイルは、ユーザー
とグループ
のディレクティブが明示的に含まれるようになりました。どちらもzabbix
に設定されています。
Zabbixエージェントがこの設定をバイパスし、systemdサービスファイルで指定されたユーザーとして実行されるため、zabbix_agentd.conf
ファイルを介してZabbixエージェントを実行するユーザーを設定することはできなくなりました。 Zabbixエージェントをrootとして実行するには、以下で説明する変更を行う必要があります。
Zabbixエージェントのデフォルトのユーザーとグループをオーバーライドするには、次のコマンドを実行します。
次に以下のコンテンツを追加します。
デーモンをリロードし、zabbix-agentサービスを再起動します。
Zabbixエージェントの場合、これにより、zabbix_agentd.conf
ファイルでユーザーを設定する機能が再度有効になります。 次に、エージェントの設定ファイルでUser=root
およびAllowRoot=1
設定パラメーターを設定する必要があります。
Zabbixエージェント2のデフォルトのユーザーとグループをオーバーライドするには、次のコマンドを実行します。
次に以下のコンテンツを追加します。
デーモンをリロードし、zabbix-agentサービスを再起動します。
Zabbixエージェント2の場合、これにより、実行するユーザーが完全に決定されます。 追加の変更は必要ありません。