17 Zabbix 6.4.12の新機能

このバージョンについては、重大な変更 を参照してください。

エージェントインターフェースの可用性動作

Zabbixエージェントインターフェースのホスト可用性の動作が更新されました。

  • アクティブチェックは利用可能だが、少なくとも1つのエージェントインターフェース (パッシブ)が不明で、ホストにもこのインターフェースを使用するアイテムが少なくとも1つある場合、エージェントインターフェースの可用性の合計は灰色 (不明)で表示されます。
  • アクティブチェックが利用可能で、すべてのエージェントインターフェース (パッシブ)が不明な場合 (およびこのインターフェースを使用しているアイテムがない場合)、エージェントインターフェースの可用性の合計は緑色 (使用可能)で表示されます。

データベース

MySQL 8.3 をサポート

MySQLのサポートされているバージョンの最大が8.3.Xになりました。

MariaDB 11.2 をサポート

MariaDBのサポートされているバージョンの最大が11.2.Xになりました。

プラグイン

MSSQL

Zabbixエージェント2によるMSSQLの直接監視用の新しいプラグインが追加されました。

詳細は以下をご覧ください:

テンプレート

新しいテンプレート

新しいテンプレートが利用可能になりました:

  • YugabyteDB by HTTP, 各YugabyteDBクラスターを監視するためのYugabyteDB Cluster by HTTPテンプレートが含まれます。

テンプレートの入手方法:

  • Zabbixを新規にインストールした場合、データ収集テンプレートにすでにあります。
  • 以前のバージョンからアップグレードした場合、新しいテンプレートをZabbix Gitリポジトリからダウンロードするか、またはZabbixの最新バージョンをダウンロードし、そのzabbix/templatesディレクトリから入手します。その後、データ収集テンプレートで手動でZabbixにインポートします。

プラットフォーム

WindowsでのZabbixエージェント2のサポート

重大なセキュリティ脆弱性を防ぐため、Zabbixエージェント2の最小WindowsバージョンがWindows 10/Windows Server 2016へ引き上げられました。 詳細については、サポートするプラットフォームのNoteを参照してください。