ファイルシステムが検出されるのと同様の方法で、CPUとCPUコアも検出できます。
検出ルールで使用するアイテムキーは次のとおりです。
このアイテムは、Zabbixエージェント2.4以降でサポートされています。
このディスカバリキーは、CPUモデル番号とステータスをそれぞれ識別する{#CPU.NUMBER}と{#CPU.STATUS}の2つのマクロを返します。 実際の物理プロセッサ、コア、ハイパースレッドを明確に判別できないことに注意してください。 Linux、UNIX、およびBSDシステムの{#CPU.STATUS}はプロセッサのステータスを返します。これは"online"または"offline"のいずれかになります。 Windowsシステムではこの同じマクロが3番目の値("unknown")を表す場合があります。これは、プロセッサが検出されたもののそのプロセッサに関する情報がまだ収集されていないことを示します。
CPUディスカバリは、エージェントのコレクタープロセスに依存して、コレクターによって提供されるデータとの整合性を維持し、データの取得にかかるリソースを節約します。 これには、このアイテムキーがエージェントバイナリのテスト(-t)コマンドラインフラグで機能しないという効果があります。これにより、NOT_SUPPORTEDステータスと、コレクタプロセスが開始されていないことを示す付随メッセージが返されます。
CPUの検出に基づいて作成できるアイテムのプロトタイプには、たとえば次のものがあります。
system.cpu.util[{#CPU.NUMBER},<type>,<mode>]
system.hw.cpu[{#CPU.NUMBER},<info>]
アイテムキーの詳細な説明については、Zabbixエージェントアイテムキーを参照してください。