Zabbixキューは、更新待ちのアイテムを表示します。キューは、データベースのデータを論理的に表現しているだけです。Zabbixには、IPCキューなどのキューメカニズムは存在しません。
キューで示される統計には、Zabbixサーバのパフォーマンスが反映されます。
キューを見るには、[管理]→[キュー]を選択します。右側のドロップダウンリストで「概要」を選択します。
この絵では、大体が「グリーン」なので、サーバは問題なく動作していると考えられます。
1つのアイテムが10秒間、もう1つが5分間待ってことがわかります。では、これらが何のアイテムかをみてみましょう。
それをするだけなら、右上の角のドロップダウンリストで「詳細」を選択します。これで、遅延しているアイテムのリストが見えます。
これらの詳細で、これらのアイテムが遅延された理由を見つけ出すことも可能です。
1つ2つの遅延アイテムでは、おそらく警告を引き起こす原因にはなりません。すぐに更新されるかもしれません。しかし、多くのアイテムがあまりに長期間遅延しているのがわかった場合は、もっと深刻な問題があるかもしれません。
エージェントがダウンしているのでしょうか?
子ノードについて表示されている情報は最新ではありません。マスターノードがヒストリデータを受信する際に、一定の遅延(ノード間データ転送で通常は10秒間)が発生するので、その分古い情報が表示されます。
また、子ノードからの情報は、次のものにも依存します:
特殊アイテムキー zabbix[queue,<from>,<to>] を使用すると、Zabbixのキューの状態を監視できます。これは、設定した時間ごとに、遅延したアイテムの数を返します。詳細な情報は、内部アイテムを参照してください。
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