Zabbix のホストおよびホストグループに対して、メンテナンスの期間を定義することができます。メンテナンスには、データの収集をおこなうメンテナンスと、データの収集をおこなわないメンテナンスの、2つのタイプがあります。
ホストのメンテナンス中の通知の受信をスキップするために、デフォルトのアクションのコンディションを「Maintenance status = not in “maintenance”」のままにしてアクションを設定します - その結果、メンテナンス中は障害の通知は受信しません。メンテナンス中に障害が発生して、それが解決されない場合、メンテナンスの期間が終了した後に通知が生成されます。
メンテナンス中に解決されていない障害の通知を受信するには、上記の、メンテナンス中にアクションをおこさないことに関するデフォルトのアクションのコンディションを削除します。
(トリガー条件式で使用される)少なくとも1つのホストがメンテナンスモードでない場合は、Zabbix は障害の通知を送信します。
Zabbix サーバは、メンテナンス中も動作している必要があります。タイマーのプロセスが、毎分00:00にホストのメンテナンスの開始/終了のステータスの切り替えをおこないます。メンテナンスのタイプが「データ収集なし」メンテナンスのタイプであっても、プロキシは常にデータを収集します。「データ収集なし」設定の場合は、データは後でサーバによって無視されます。
「データ収集なし」メンテナンスが終了したとき、nodatae()関数を使用しているトリガーは、そのチェックの期間に新しいデータが到着する前に通知することはありません。
ホストがメンテナンスされている間にログのアイテムが追加され、メンテナンスが終了した場合、メンテナンス終了以降の新しいログファイルの登録だけが収集されます。
メンテナンス期間を設定するには、以下のことをおこないます:
[メンテナンス]タブで一般的なメンテナンス期間の属性を設定できます:
パラメータ 説明 | |
---|---|
名前 メ | テナンス期間の名前 |
メンテナンスタイプ 2つのタイプが設 | 可能: データ収集あり - メンテナンス中にサーバによってデータが収集されます。 データ収集なし - メンテナンス中にサーバはデータ収集をしません。 |
開始日時 メンテ | ンスの実行期間が有効になる日時 |
終了日時 メンテ | ンスの実行期間が終了される日時 |
説明 メ | テナンス期間の説明 |
[期間]のタブで、メンテナンスを実行する具体的な日数と時間を定義することができます。[新規]をクリックすると、その時間(日次、週次、月次、あるいはワンタイムメンテナンス)を定義する新たな[メンテナンス期間]のフォームが表示されます。
[Hosts & Groups]タブで、メンテナンス対象のホストおよびホストグループを選択できます。
メンテナンス中のホストは、適宜、次の場所で表示されます:
ダッシュボードでのメンテナンス中のホストの表示は、ダッシュボードの絞込みの機能を使って一度に設定を解除できます。
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