取得した値をより「人間的な」表現で見るために、数値と文字列の表現をマッピングする値のマップを使用できます。
値のマッピングは、Zabbix フロントエンドと、email/SMS/jabber などで送信される通知の両方で使用可能です。
例えば、「0」または「1」の値を持つアイテムで、値を人間が読める形式で表現するために、値のマッピングを使用します。
このように、アイテムを設定するときに、アイテムの値の表示方法を「人間らしくする」ために値のマッピングを使用できます。これを行うには、以前に[値のマッピングの使用]フィールドで定義された値のマッピングの名前を参照します。
値のマッピングは「数値(整数)」タイプのアイテムでのみ使用可能です。
値のマッピングを定義する方法:
値のマップのパラメータ:
パラメータ 説明 | |
---|---|
Name | 値のマッピングのセットの一意な名前 |
Mapping | 個別のマッピングのペア - 数値とそれに対応する文字列の表現 |
New mapping | 追加される1つのマッピング |
例えば、既定のエージェントアイテムの1つである「Ping to the server (TCP)」は、その値を表示するのに「Service state」という名前の既存の値のマップを使用しています。
そのアイテムの設定フォームの、[値のマッピングの使用]フィールド内でこの値のマップへの参照が見えます:
[監視]→[最新のデータ]では、マッピングは「更新(括弧内の生の値)」と表示するのに使用されるのに適用されています。
<note tip>人間が読める形式で表示される値は、通知を受信するときにもより理解しやすくなります。 :::
既定の値のマッピングがない場合、このようなデータが取得するだけです:
この場合、「1」が何を表わしているのかを推測するか、それの意味を探してドキュメントを検索するかの、どちらかをしなくてはならなくなります。
本ページは2013/05/03時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は右上の「Translations of this page」から英語版を参照してください。