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7 値のマッピング

概要

取得した値をより「人間的な」表現で見るために、数値と文字列の表現をマッピングする値のマップを使用できます。

値のマッピングは、Zabbix フロントエンドと、email/SMS/jabber などで送信される通知の両方で使用可能です。

例えば、「0」または「1」の値を持つアイテムで、値を人間が読める形式で表現するために、値のマッピングを使用します。

  • 「0」 ⇒ 「利用不可」
  • 「1」 ⇒ 「利用可能」

このように、アイテムを設定するときに、アイテムの値の表示方法を「人間らしくする」ために値のマッピングを使用できます。これを行うには、以前に[値のマッピングの使用]フィールドで定義された値のマッピングの名前を参照します。

値のマッピングは「数値(整数)」タイプのアイテムでのみ使用可能です。

設定

値のマッピングを定義する方法:

  • [管理]→[一般]を選択
  • ドロップダウンリストから「値のマッピング」を選択
  • [値のマッピングの作成]をクリック(または既存のマップの名前をクリック)

値のマップのパラメータ:

パラメータ 説明
Name 値のマッピングのセットの一意な名前
Mapping 個別のマッピングのペア - 数値とそれに対応する文字列の表現
New mapping 追加される1つのマッピング

動作のしかた

例えば、既定のエージェントアイテムの1つである「Ping to the server (TCP)」は、その値を表示するのに「Service state」という名前の既存の値のマップを使用しています。

そのアイテムの設定フォームの、[値のマッピングの使用]フィールド内でこの値のマップへの参照が見えます:

[監視]→[最新のデータ]では、マッピングは「更新(括弧内の生の値)」と表示するのに使用されるのに適用されています。

<note tip>人間が読める形式で表示される値は、通知を受信するときにもより理解しやすくなります。 :::

既定の値のマッピングがない場合、このようなデータが取得するだけです:

この場合、「1」が何を表わしているのかを推測するか、それの意味を探してドキュメントを検索するかの、どちらかをしなくてはならなくなります。


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