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2 コンディション

概要

定義した条件のセットにイベントが適合した場合にのみアクションが実行されます。

設定

コンディションを設定するには、次のことをおこないます:

  • アクションのプロパティのフォームで[コンディション]タブを開く
  • [新規条件]のドロップダウンリストで条件を選択し、[追加]をクリック
  • 1つ以上の条件で統計のタイプを選択

トリガーベースのアクションには次のコンディションが設定できます:

コンディションタイプ サポートされている 算子 説明
アプリケーション =
アプリケーショ含まれる  = -含まれない **含ま 、または除外するアプリケーションを指定します。
指定したアプリケーションにリンクされているアイテムのトリガーで生成されたイベント
る** - アプリケーションにリンクされているアイテムで、特定の文字列を含むトリガーで生成されたイベント
含まれない - アプリケーションにリンクされているアイテムで、特定の文字列を含まないトリガーで生成されたイベント
ホストグループ =
ホストグルー<> 、または除外するホストグループを指定します。
= - このホストグループで生成されたイベント
<> - これ以外のホストグループで生成されたイベント
ホストテンプレート =
ホストテンプレー<> 、または除外するホストテンプレートを指定します。
= - このホストテンプレートから継承されたトリガーで生成されたイベント
<> - これ以外のホストテンプレートから継承されたトリガーで生成されたイベント
ホスト =
ホス<> 、または除外するホストを指定します。
= - このホストで生成されたイベント
<> - これ以外のホストで生成されたイベント
トリガー  =
トリガ<> 、または除外するトリガーを指定します。
= - このトリガーで生成されたイベント
<> - これ以外の他のトリガーで生成されたイベント
トリガー名 含まれる トリガー名内に含含まれない **含ま 文字列、または除外する文字列を指定します。
る** - 文字列がトリガー名に含まれるトリガーで生成されたイベント。大文字と小文字は区別されます。
含まれない - 指定した文字列がトリガー名に含まれないトリガーで生成されたイベント。大文字と小文字は区別されます。
注意:入力された値は、すべてのマクロのトリガー名と比較されます。
トリガーの深刻度 =
トリガーの深刻<>
>=
<=

= - 指定されたトリガーの深刻度と等しい
<> - 指定されたトリガーの深刻度と等しくない
>= - 指定されたトリガーの深刻度以上
<= - 指定されたトリガーの深刻度以下
トリガーの値 = トリガーの
= - 指定されたトリガーの値(「OK」または「障害」)と等しい
期間 期 中  期間、ま期間外 ** は除外する期間を指定します。
間中** - 特定の期間内に生成されたイベント
期間外 - 指定の期間外に生成されたイベント
形式の説明については期間の指定のページを参照してください。
メンテナンスのステータス in
メンテナンス中またはメnot in テナンス中でないホストを指定します。
in - ホストはメンテナンスモードです。
not in - ホストはメンテナンスモードではありません。
注意:いくつかのホストでトリガー条件が複雑な場合、少なくとも1つのホストがメンテナンスモードである/でないなら、条件が適合します。

Zabbix 2.0.6から、アクションのコンディションが使用されるいずれかのオブジェクト(ホスト、テンプレート、トリガーなど)が削除された場合、そのコンディションも削除され、アクションの不正な実行を防止するために、アクションが実行不可になります。アクションはユーザーによって再度使用可能にすることができます。

2.0.6より前は、削除されたオブジェクトは「不明」と表示され、コンディションは残ります。

トリガーの値:

  • トリガーのステータスが「OK」から「障害」に変わった場合は、トリガー値は「障害」
  • トリガーのステータスが「障害」から「OK」に変わった場合は、トリガー値は「OK」

トリガーに対して新しいアクションが生成されたとき、自動的に2つのコンディションを取得します。(どちらもユーザーによって削除可能)

  • “Trigger value = PROBLEM” - 障害通知だけが送信されます。これは、それ以上のコンディションの設定をしないでアクションを設定した場合、すべての障害に対してメッセージが送信されることを示します。これによって、リカバリメッセージのチェックボックスをより直感的な方法で操作できます。
  • “Maintenance status = not in maintenance” - メンテナンスモードのホストに通知は送信されません。

ディスカバリベースのイベントには次のコンディションが設定可能です:

コンディションタイプ サポートされている 算子 説明
ホストIP =
検出<> れるIPアドレスの範囲、または除外する範囲を指定
= - ホストのIPアドレスが範囲に含まれる
<> - ホストのIPアドレスが範囲に含まれない
サービスのタイプ =
検出されるサー<> ス、または除外するサービスを指定
= - 検出されたサービスに適合
<> - 検出されたサービスに適合しない
サービスのポート =
検出されたサー<> スのTCPポート番号が指定されたポート番号の範囲、または除外する範囲を指定
=- サービスのポートが範囲に含まれる
<> - サービスのポートが範囲に含まれない
ディスカバリのルール =
ディスカバリのルー<> 、または除外するディスカバリのルールを指定
= - このディスカバリルールを使用
<> - このディスカバリルール以外の他のルールを使用
ディスカバリのチェック =
ディスカバリチェック<> または除外するディスカバリチェックを指定
= - このディスカバリチェックを使用
<> - このディスカバリチェック以外の他のチェックを使用
ディスカバリのオブジェクト = 検出されるオブジェクトを
= - 検出されたオブジェクト(デバイスまたはサービス)と等しい
ディスカバリのステータス = UP - 「ホ トアップ」イベントおよび「サービスアップ」イベントと一致
DOWN - 「ホストダウン」イベントおよび「サービスダウン」イベントと一致
DISCOVERED - 「検出されたホスト」イベントおよび「検出されたサービス」イベントと一致
LOST - 「検出されなかったホスト」イベントおよび「検出されなかったサービス」イベントと一致
アップタイム/ダウンタイム >=
「ホストアップ」イベン<= および「サービスアップ」イベントの場合のアップタイム。「ホストダウン」イベントおよび「サービスダウン」イベントの場合はダウンタイム。
>= - アップタイム/ダウンタイムが指定された値以上(秒単位)
>= - アップタイム/ダウンタイムが指定された値以上(秒単位)
受信した値 =
エージェ<>
>=
<=
含まれる  &lt含まれない **含ま
ト(Zabbix、SNMP)から受信した値を指定。文字列の比較で判定します。
= - 受信した値と等しい
<> - 受信した値と等しくない
>= - 受信した値以上
= - 受信した値以下
る** - 受信した値に含まれる。パラメータは文字列で指定します。
含まれない - 受信した値に含まれない。パラメータは文字列で指定します。
プロキシ =
プロキ<> 、または除外するプロキシを指定
= - このプロキシを使用
<> - このプロキシ以外の別のプロキシを使用
計算のタイプ

以下の計算コンディションのオプションが使用される場合:

  • AND - すべての条件が適合する
  • OR - 1つの条件が適合すればよい
  • AND/OR - 2つの組み合わせ: 異なるコンディションタイプではAND、同じコンディションタイプではOR。 例:

ホストグループ = Oracle servers
ホストグループ = MySQL servers
トリガー名 含まれる 'Database is down'
トリガー名 含まれる 'Database is unavailable'

これが以下のように評価されます。

(Host group = Oracle servers または Host group = MySQL servers) かつ (Trigger name like 'Database is down' または Trigger name like 'Database is unavailable')


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