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4 独自のテーマの作成

概要

Zabbixには、デフォルトで多数の事前定義済みのテーマが用意されています。必要に応じて、以下のステップに従って独自のテーマを作成することもできます。個人が作成したテーマをZabbixコミュニティで共有することもできます。

ステップ1

独自のCSSファイルの作成

独自のテーマを定義するには、CSSファイルを作成して 「styles/themes/mytheme/main.css 」 として保存する必要があります。 異なるテーマからファイルをコピーすることもできるし、スクラッチで最初からテーマを作成することもできます。「main.css」ファイル内のルールは 「styles」フォルダ内にあるZabbixに付属のCSSファイルに定義されているものを拡張します。テーマ特定のイメージはすべて「styles/themes/mytheme/images」に置く必要があります。

ステップ2

リストに独自のテーマを追加

Z::getThemes() メソッドで返されるテーマのリストに作成したテーマを追加します。Zabbix の Zクラスで ZBase::getThemes() をオーバーライドします。「include/classes/core/Z.php」 で閉じ括弧の前に次のコードを追加すると完成します:

  public static function getThemes() {
             return array_merge(parent::getThemes(), array(
                 'mytheme' => _('My theme')
             ));
         }

<note important>最初の引用符の中に指定した名前が、テーマのファイルが保存されたディレクトリの名前と適合する必要があることに注意してください。 :::

複数のテーマを追加するには、最初のテーマの下にリストで並べます。例えば:

  public static function getThemes() {
             return array_merge(parent::getThemes(), array(
                 'mytheme' => _('My theme'),
                 'anothertheme' => _('Another theme'),
                 'onemoretheme' => _('One more theme')
             ));
         }

最後のテーマを除く書くテーマは、カンマで続ける必要があることに注意してください。

ステップ3

新しいテーマを有効

Zabbix GUIでは、このテーマをデフォルトのテーマに設定したり、ユーザープロファイルでテーマを変更したりできます。

新しいテーマの外観と操作感をお楽しみください!


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