Zabbixキューには、更新待ちのアイテムが表示されます。キューは、データベースのデータを論理的に表現しているだけです。Zabbixには、IPCキューなどのキューメカニズムは存在しません。
キューで示される統計には、Zabbixサーバのパフォーマンスが反映されます。
スタンドアロンアプリケーションまたはマスターノードのキューには、更新待ちのアイテムが表示されます。
この図からは、タイプがZABBIXエージェントのアイテム3個が0~5秒間の更新待ちであること、およびZABBIXエージェント(アクティブ)のアイテム1個が5分以上待たされている(エージェントが停止している?)ことがわかります。子ノードについて表示されている情報は最新ではないことに注意してください。マスターノードがヒストリデータを受信する場合、一定の遅延(ノード間データ転送で通常は10秒間)が発生するので、その分古い情報が表示されます。
このスクリーンショットでは、子ノードで93個のアイテムが5分以上更新待ちになっていますが、これは以下の情報に依存しているので、信頼できる数字ではありません。
特殊アイテムキーzabbix[queue]を使用すると、ZABBIXのキューの状態を監視できます。このような内部チェックのアイテムのリストはアイテム設定のセクションに記載されています。