Zabbixを使用すると、効果的かつ信頼できる方法で分散ITインフラストラクチャを監視できます。分散設定全体の設定は、単一拠点で共通のウェブインタフェースから実行できます。
Zabbixは、分散設定で最大1000個のノードをサポートします。各ノードは、その場所の監視を行います。ノードはローカルに設定したり、マスターノードから設定することができます。マスターノードには、全ての子ノードの設定データのコピーが置かれています。子ノードの設定は、オフラインモード、すなわちマスターノードと子ノードが接続されていない状態でも実行できます。
階層型分散監視を使用すると、ノードをツリー構造で構成できます。各ノードは、そのマスターノードにのみレポートします。
全てのノードは、通信障害が発生した後も動作可能であり、ヒストリ情報とイベントはローカルに保存されます。通信が復旧したときに子ノードがマスターノードにデータを送信するように設定できます。
Zabbix分散設定に新しいノードを接続したり、分散設定からノードを切断しても、分散設定の機能は一切損なわれることはなく、要求されるノードをリスタートする必要もありません。
各ノードは独自に設定することができ、通常のZabbixサーバとして動作します。