ステップとは、簡単に言えば1つのHTTP要求のことです。ステップの実行順序はあらかじめ指定しておきます。
パラメータ 説明 | |
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名前 ス | ップの名前。 例: Login |
URL | URL 例: www.zabbix.com |
Post | HTTP POST変数(存在する場合に指定)。 例: id=2345&userid={user} {user}がウェブシナリオのマクロとして定義されている場合、ステップ実行時にその値で置き換えられます。 置き換えられた情報がそのまま送信されます。 |
タイムアウト ステップは | ここで指定した時間(秒単位)以内に完了する必要があります。実際には、このパラメータが定義するのは、URLへの接続にかかる最大時間およびHTTP要求の処理にかかる最大時間です。したがって、ZABBIXは1つのステップでここで指定した時間の2倍の秒数以内に処理を完了する必要があります。例: 15 |
要求文字列 文字列( | osix形式の正規表現で指定)は取得したコンテンツ内に含まれている必要があります。 含まれない場合、このステップは失敗します。何も指定しない場合、このステップは常に成功します。 例: Homepage of Zabbix |
ステータスコード 成功とみなすH | TPステータスコードのリストを指定します。リストに含まれていないステータスコードが返された場合、このステップは失敗します。 何も指定しない場合、このステップは常に成功します。 例: 200、210 |
ステップを作成すると、以下の監視用アイテムが自動的に追加され、選択したアプリケーションにリンクされます。「Scenario」と「Step」はそれぞれ、実際のシナリオ名とステップ名で置き換えられます。
アイテム 説明 | |
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Download speed for step 'Step' of scenario 'Scenario' | ステップのダウンロード速度(1秒あたりのバイト数)に関する情報を収集するアイテムです。アイテムのキー: web.test.in[Scenario,Step,bps] データ型: float |
Response time for step 'Step' of scenario 'Scenario' | ステップの応答時間(秒単位)に関する情報を収集するアイテムです。 アイテムのキー: web.test.time[Scenario,Step] データ型: float |
Response code for step 'Step' of scenario 'Scenario' | ステップの応答コードを収集するアイテムです。 アイテムのキー: web.test.rspcode[Scenario,Step] データ型: integer |
上記のアイテムは、トリガーの作成および通知コンディションの定義に使用できます。
ZABBIX GUIのログインに時間がかかりすぎることを検出するトリガー
トリガー条件式を次のように設定します: