このバージョンについては、重大な変更を参照してください。
libeventの必須バージョンが2.0.10に引き上げられました。
新しいマクロ関数が追加されました。
関数 | 説明 |
---|---|
regrepl | マクロ値内の文字または部分文字列を置換する。 注意: この関数はlibpcre2ライブラリでのみサポートされています。Zabbixサーバー/プロキシが libpcre でコンパイルされている場合、この関数はUNKNOWNを返します。 |
tr | マクロ値内の文字を音訳する。 |
btoa | マクロ値をBase64形式にエンコードする。 |
htmlencode,htmldecode | マクロ値をHTMLエンコード形式でエンコード/デコードする。 |
urlencode,urldecode | マクロ値をURLエンコード形式でエンコード/デコードする。 |
uppercase,lowercase | テキストを大文字、小文字に変換する。 |
詳細については、マクロ関数を参照してください。
パケットの1つが失われた場合の失敗を回避するために、SNMP bulkアイテムに再試行が追加されました。
get
およびwalk
を使用したSNMPアイテムのタイムアウトは、セッション全体に設定されます。タイムアウトに達すると、再試行が1回発生し、タイムアウトがリセットされて最後のリクエストが再送信され、1つのパケットが失われた場合や到着が遅すぎた場合でも、最後のリクエストからセッションを継続できるようになります。
ブラウザアイテムは、メソッドパラメーターで指定された特定のフレームに切り替えるための新しいメソッド browser.switchFrame()をサポートするようになりました。
Webシナリオの変数は、以下を追加することで強化されました。
{newVar}={{myVar}.btoa()}
{url}=jsonpath:$.host_url
{status}=xmlxpath://host/response/status
TimescaleDBでサポートされているバージョンの最大が2.16.Xになりました。
MariaDBのサポートされているバージョンの最大が11.5.Xになりました。
Zabbix Webhookメディアタイプを使用して、ZabbixをMS Teamsワークフロー機能と統合できる新しいインテグレーションが利用可能です。
新しいテンプレートと既存のテンプレートの変更については、テンプレートの変更を参照してください。
モーダルJavaScriptエディターでTABキーを押すと、フォーカスが別の要素に移動するのではなく、タブ文字 (スペース4つに相当) が挿入されるようになりました。
これは、ブラウザーアイテム、スクリプトアイテム、Webhook、JavaScript 前処理ステップのScriptパラメーターに適用されます。
データ収集 > ホストおよびデータ収集 > テンプレートサブセクション (アイテムやディスカバリルールなど)で、ホストまたはテンプレート名をクリックして設定フォームを開くことができるようになりました。
さらに、アイテムメニューにホストまたはテンプレートオプションが含まれるようになり、アイテムが属するホストまたはテンプレートにすばやくアクセスして設定できるようになりました。
監査ログフィルタにIPオプションが追加されました。アクティビティを開始したIPで監査ログをフィルタリングできるようになりました。
さらに、リスト内のIPがクリック可能になりました。ハイパーリンクをクリックすると、それぞれのIPでレコードがフィルタリングされます。
メディアタイプ/スクリプトが使用されるアクションの前に、そのアクションの合計数を示す番号が付けられるようになりました。メディアタイプ/スクリプト を参照してください。
TLS暗号オプションがZabbixエージェント2およびWindowsエージェント2の設定に追加されました。
オプション | Zabbixエージェント2 | Windowsエージェント2 |
---|---|---|
TLSCipherCert | ○ | - |
TLSCipherCert13 | ○ | ○ |
TLSCipherPSK | ○ | - |
TLSCipherPSK13 | ○ | ○ |
TLSCipherAll | ○ | - |
TLSCipherAll13 | ○ | ○ |