PostgreSQL/TimescaleDBを備えたZabbixを7.0.0から7.0.1(またはそれ以降)にアップグレードすると、サーバーがクラッシュします。この問題は、Zabbix 7.0の監査ログテーブルにおける圧縮ジョブの問題に対する回避策によって発生し、監査ログテーブルの圧縮ポリシーが不可逆的に変更されました。
監査ログテーブルを手動で修正する方法の詳細については、既知の問題を参照してください。
7.0より前のZabbixバージョンから7.0.1(またはそれ以降)にアップグレードする場合は、このような問題は発生しないことに注意してください。アップグレード手順については、TimescaleDBスキーマのアップグレードを参照してください。
pg_restore
を使用してZabbix 7.0.0から7.0.4で作成されたPostgreSQL/TimescaleDBバックアップを復元すると、base36_decode
関数が見つからないというエラーが発生し、復元が失敗します。 このエラーは、pg_dump
を使用して作成されたバックアップを復元するときに発生します。
バックアップを作成する前にこの問題を手動で修正する方法の詳細については、既知の問題を参照してください。
まだZabbix 7.0.0にアップグレードしていない場合は、7.0より前のZabbixバージョンから7.0.5へのアップグレードではこのような問題は発生しないことに注意してください。 アップグレード手順については、TimescaleDBスキーマのアップグレードを参照してください。
新しいインデックスがauditlog
テーブルに追加され、監査ログ内のRecordset IDでレコードをフィルタリングする際のデータベースとフロントエンドの応答時間が改善されました。
大規模な監査ログを持つユーザーは、データベースサイズが原因でアップグレード時間が長くなる可能性があることに注意してください。
TimescaleDBの必須バージョンは2.13.0になりました。
データベースが読み取り専用になると、スタンドアロンZabbixサーバーが停止するようになりました。
vmware.eventlogアイテムもユーザー情報を返すようになりました。
DNSサーバーがエラーコード (例: NXDOMAIN
、SERVFAIL
) で応答した場合、net.dns.perfアイテムは、0
ではなく応答時間を返すようになりました。