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2 SMS

概要

Zabbix は Zabbix server のシリアルポートに接続されたシリアルGSMモデムを使用したSMSメッセージの送信に対応しています。

以下の点を確認してください:

  • シリアルデバイス(Linuxでは通常/dev/ttyS0)の速度はGSMモデムの速度に合わせます。Zabbix はシリアルリンクの速度を設定しません。 デフォルトの設定を使用します。
  • zabbix ユーザは、シリアルデバイスへのリード/ライトアクセス権を持ちます。ls -l /dev/ttyS0 コマンドを実行し、シリアルデバイスの 現在のパーミッションを確認します。
  • GSM モデムには PIN が入力されており、パワーリセット後も PIN が保持されます。また、SIMカードのPINを無効化することもできます。 PINは Unix の minicom や Windows の HyperTerminal などのターミナルソフトで AT+CPIN="NNNN"(NNNNはPIN番号、引用符は 必ず入れてください)コマンドを発行することで入力することができます。

Zabbixは以下のGSMモデムでテストされています:

  • Siemens MC35
  • Teltonika ModemCOM/G10

メッセージの配信チャネルとしてSMSを設定するには、メディアタイプとしてSMSを設定し、ユーザーのそれぞれの電話番号を入力する
必要があります。

設定

SMSをメディアタイプとして設定するには:

  • アラート → メディアタイプ に移動します
  • メディアタイプの作成 をクリックします(または、定義済みメディアタイプのリストから SMS をクリックします)。

SMSメディアタイプに固有のパラメータは以下の通りです:

パラメータ 説明
GSMモデム GSMモデムのシリアルデバイス名を設定します。
ここで入力したパスは、SMSDevices サーバーパラメータ(指定されている場合)に対して検証されます。

デフォルトメッセージやアラート処理オプションの設定方法については、共通メディアタイプパラメータを参照してください。SMS通知の送信の並列処理はできないことに注意してください。

ユーザーメディア

SMSメディアタイプを設定したら、ユーザー → ユーザー セクションに移動し、ユーザープロファイルを編集してSMSメディアをユーザーに割り当てます。ユーザーメディアの設定手順はすべてのメディアタイプで共通であり、メディアタイプのページで説明されています。