Zabbix Conference Japan 2023 Agenda

監視運用において、日々大量に上がってくる通知に対していかに対応を効率化していくかは、運用者の悩みどころの一つと言えます。このセッションではそういった通知における課題と、それを Zabbix の機能や設定、連携するツールを用いて解決・解消する方法について実例を用いて解説します。

2012年のZabbix Japan設立より約10年が経過いたしましたが、今年2023年は次の10年に向けてとても重要な年であると位置付けています。大事なスタートダッシュが必要となる2023年の今、back-to-basicsとして、Zabbixの歴史、そしてZabbixの成長と共に伴走いただいているZabbixパートナーと歩んできた歴史を振り返りつつ、次のステップに向けた新たな取り組みについて発表します。

2019年度より、KDDIではスマート監視の導入を進めています。スマート監視導入に向けて、監視の標準化を行うため、KDDI版Zabbixとして標準Zabbixイメージの作成や監視実装ポリシーの策定を行い、適用範囲を広めるための施策を実施しています。本日は、その取り組みに関してお話させていただきます。

PostgreSQL運用で起こりがちな「性能問題の原因がわからない」、「監視が煩雑」といったお悩みを解決するDB Monitor for PostgreSQLについてご紹介します。さらにNECのPostgreSQLやZabbixへの取り組みについてもご紹介させていただきます。

4年ぶりの開催となるコンテストです。 Zabbixのダッシュボードですが、ウィジェットがバージョンアップを重ねるごとに機能追加されています。ぜひZabbixのイベントでこんな利用方法があるんだという事を共有してください！

Zabbixでは様々な機能が提供されていますが、活用するにあたり、「この機能を使ってみたいけれどなんとなく難しそう」「どこまで柔軟に利用できるか分からず活用イメージが湧かない」といったお話を伺います。上記のような「勘違い」を解消するため、特にご質問をいただくことが多い3つの機能（自動登録・ローレベルディスカバリ・マップ）の基本動作や活用イメージを解説します。柔軟な監視設定や運用の省力化を実現し、より高度な設定/運用がするための情報をお届けします。

インフラ構築・運用の自動化に広く活用されている Ansible ですが、実は Zabbix と連携できることをご存知でしたでしょうか？Zabbix が発信するアラートをAnsibleが受け取り、判断し、チケットを起票し、一次対応するという一連のアラート対応を Ansible で自動化することが可能です。本セッションでは Ansible が備える「イベント駆動（Event-Driven）」の仕組みを使って、Zabbix と連携し、障害対応を自動化する方法についてご紹介致します。

システム監視を行う上でデータ保全や管理は不可欠な要素です。Zabbixにおける基本的なバックアップの手法や安全な運用管理の方法をご紹介します。

会場前のホワイエにて、エンジニア交流会を実施します。Zabbixの技術メンバーと直接お話がいただけます。軽食と飲み物を用意していますので、イベント終了後に気軽にお立ち寄りください。ラトビアのお菓子なども少量ですが用意しています。

サーバ約1,000台のシステム監視状況とリソース情報の可視化、運用負荷やコストの削減という課題を、JP1とZabbixを併用することで解決しました。ソフトウェア組み合わせ利用の要点、効果をご紹介します。

監視対象7,000を超えるZabbixを活用したマルチクラウド運用において、様々な課題に対応してきました。またクラウドの進展に伴い、新しい監視対象への追従を行ってきております。これらにより高度化したZabbix運用にどのように対応してきたかお話させて頂きます。

Interop Tokyoで構築されるShowNetは一般的なネットワークやサービス、社内システムなどと構築されるネットワークやシステムとは異なり、短期間のイベントのために構築される特別なネットワークです。ShowNetでは世界で初めて導入される機器やソフトウェアが導入されたり、約1600台のマルチベンダーの機器、製品、サービスが組み込まれ相互接続の実証実験が行われます。ShowNetチームメンバーによるShowNetの取り組みについての解説と、ZabbixがどのようにShowNetで利用されているかについて解説を行います。

シンプルに見えて、意外とサポートお問い合わせが多いメンテナンス機能、今回は [非]公式トレーニングとしてこの機能をピックアップして解説します。

「Zabbixを使ったエッジ基盤分散監視の実現」という内容をInteropのZabbixブースで発表した後、Zabbix Summit2023で登壇することとなった経緯と、Summitで発表した「Monitoring Green Power and Distributed Edge Computing Infrastructure with Zabbix」の内容について解説いたします。

Zabbixは、約1年半周期でLTS(Long Term Support: 長期サポート)バージョンがリリースされています。LTSバージョンは、標準サポートサービスが5年、延長サポートが2年の合計7年間サポートされます。Zabbixを長期にわたり安全に使うために、または、新機能の活用のために Zabbixのバージョンアップを検討されているユーザ様向けに、SRA OSSで提供している「Zabbix バージョンアップサービス」についてご紹介させていただきます。

生成系AIの認知度が高まり、その応用が広がっています。 本セッションでは、Zabbixと生成系AIを組み合わせた新たな自動化方式を紹介します。 今回は自動化までのアプローチや、アウトプットとして監視運用面での監視データ分析・要約・ナレッジ整理などを取り上げます。

Zabbixはバージョンアップをしていく中で機能が追加され、常に進化を続けているソフトウェアです。監視設定に関しても同様に進化を続けており、新しいバージョンでは過去の監視設定の課題を解決できることがあります。今回はそんな観点から、追加されてきた機能を利用してどのように監視設定を改善できるか、私が実際に挑戦した監視設定事例を踏まえたノウハウの一部を共有します。

観測史上、最も暑かった夏。例年以上に猛暑に襲われた2023年の日本列島。そして気になるのはエアコンをはじめとする電気代。電気代は家庭のお財布事情に関わってくるものなので、できる限り抑えたい支出です。まずはZabbixを使ってかんたんに家庭の電力使用量を計測してみましょう！

レストラン(イベント会場から徒歩7分程度)にて懇親会を実施します。毎年恒例の豪華景品やZabbixノベルティ、ラトビアのお菓子などががあたる抽選会を実施します。※参加費用 ¥1,100 (税込)